新たな資金循環FDSF
2022-05-19 10:00:13
サステイナブルファイナンスでアカデミアを支えるFDSF設立の軌跡
サステイナブルファイナンスでアカデミアを支えるFDSF設立の軌跡
こんにちは、近年注目が集まるサステイナブルファイナンス。その流れがアカデミアにも広がりを見せています。一般社団法人「科学と金融による未来創造イニシアティブ」(FDSF)が、こうした新たな資金循環を促進することを目指して設立されました。
FDSFの背景と目的
FDSFは2021年5月に有志による勉強会から始まりました。科学や知識を社会に実装する取り組みとして、大学との連携を強化し、サステイナブルファイナンスを通じて新しい資金循環を確立しようとしています。特にアカデミア、スタートアップ、金融機関、政府関係者が一体となり、持続可能な社会を目指すための知恵を共有し、資金供給方法の革新を探っています。
法人化は2022年2月。設立以降、多様なメンバーが参加し、経済的価値と社会的価値の両立を目指す活動が進められています。設立者の一人である小野塚惠美さんは、この取り組みの重要性を強調し、「私たちは資金が科学技術に流れる仕組みを作り、未来の社会を豊かにするための基盤を築きたい」と語っています。
FDSF Conference 2022の開催
FDSFは2022年7月20日に「FDSF Conference 2022」を開催予定です。参加者にはアカデミアやスタートアップの関係者、各種金融機関からのプロフェッショナルが集まり、サステイナブルファイナンスによるアカデミアへの資金循環について有意義な対話が行われる予定です。このイベントでは、各界の専門家たちが集まり、議論を重ね、新たなアイデアが生まれることが期待されています。
現在、具体的な開催場所の調整が進められており、最大200名の参加を見込んでいます。詳細な情報はFDSFの公式ウェブサイトで随時更新される予定ですので、関心のある方はぜひチェックしてみてください。
事務局と理事の紹介
FDSFの活動を支える理事たちも紹介します。代表理事の小野塚惠美さんは、エミネントグループのCEOであり、金融庁のサステナブルファイナンス有識者会議の委員も務めています。長年の金融業界での経験を生かし、ESG領域での専門性を持つ彼女が、FDSFを牽引する存在です。
他の理事には、慶應義塾大学の岸本充教授や、かんぽ生命の春名貴之さん、HERO Impact Capitalの渡邊拓さんらが名を連ねており、それぞれがサステナブルな未来に向けた革新を目指して活動しています。
未来の展望
FDSFは、サステイナブルファイナンスを通じて、これまでの資金循環の枠組みを再構築し、アカデミアと実業界が一体となって持続可能な経済発展を実現するための土台を築くことを目指しています。未来に向けた投資の重要性がますます高まる中、FDSFの活動は大きな期待が寄せられています。
まとめ
サステイナブルファイナンスによる新たな資金循環を推進するFDSFの存在は、アカデミアと社会との繋がりを強化するための力強い一歩です。今後の進展に注目が集まる中、私たちも一緒にこの潮流に参加していくことが求められています。FDSFが描く未来のビジョンを実現するために、皆で知恵を絞り、準備していきましょう。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人科学と金融による未来創造イニシアティブ
- 住所
- 東京都港区六本木二丁目2番7号
- 電話番号
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