ゼロカーボンと環境
2025-03-12 14:36:18

ゼロカーボンベースボールパークが目指す環境保全とクリーンエネルギーの未来

環境への新たな一歩



阪神電気鉄道株式会社と株式会社エネットは、持続可能な社会の実現に向けた強力なパートナーシップを結びました。尼崎市に開設されたゼロカーボンベースボールパークは、廃棄物発電を利用し、CO2排出量ゼロのクリーンエネルギーを取り入れることで、環境への負荷を大幅に軽減しています。

ゼロカーボンベースボールパークの意義


この新しい球場は、単なるスポーツ施設にとどまらず、地域のエネルギー供給のあり方を変える試みです。太陽光発電と蓄電池を活用し、自己消費によるエネルギーの地産地消を実現。このエネルギー自給は、地域の持続可能性を高めると同時に、阪神タイガースファームとしての役割を果たしています。

クリーンセンター(ごみ焼却施設)で発電したエネルギーを利用することにより、コスト削減だけでなく、環境負荷の改善にも貢献します。2023年度には、尼崎市内の施設でのCO2排出量を約6,032トンも削減する予定です。これにより、環境保全意識の高まりを目指します。

エネットとの協力関係


エネットは、地域社会と密接に連携しながら「尼崎市エネルギー地産地消促進事業」に取り組んでいます。2020年から始まるこの事業は地域で生み出された再生可能エネルギーを最大限に活用し、環境負荷を減少させることを目指しています。

地産地消に向けて協力し合い、市のクリーンセンターからの電力を市内の事業者に供給することで、地域のエネルギー自給を実現しています。これらの取り組みは単に環境への影響を低減させるだけでなく、将来の持続可能な発展に向けた基盤を作ります。

ゼロカーボンベースボールパークの特長


阪神タイガースのファーム施設として、ゼロカーボンベースボールパークは2025年3月に正式に開業予定です。「日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎」を中心に、選手の練習や試合を観戦しながら、広場でリラックスしたり、周遊コースを利用して散策することができます。サステナブルな取り組みの一環として、ペットボトルやプラスチックカップの回収とリサイクルを進めており、幅広い観客に環境保護を意識してもらう機会を提供しています。

環境省による脱炭素先行地域の認定


このパークとその周辺地域は、環境省から「脱炭素先行地域」に選ばれ、多くの注目を集めています。この認定は、地域の脱炭素化に向けた前向きな取り組みを支援する意味で重要なステップとされています。これにより、地域全体が環境問題に対してより一層の意識を持つことが期待されています。

まとめ


阪神電気鉄道とエネットのパートナーシップが生み出すゼロカーボンベースボールパークは、未来の環境保護の象徴です。廃棄物発電を始めとするさまざまなアプローチで地域の資源を最大限に生かし、持続可能な社会を築くための新しいモデルとして期待されています。環境と共存する未来を築くための第一歩として、ぜひこの取り組みを注目していただきたいと思います。


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会社情報

会社名
阪神電気鉄道株式会社
住所
大阪府大阪市福島区海老江1丁目1番24号
電話番号

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