親子で学ぶSDGsアニメ「リッタ」が大人気!英語版も展開中
岡山県に本社を置くアッパービレッジ有限会社が制作したノンバーバルアニメ「リッタ」が、親子の間で大きな反響を呼んでいます。「イヤイヤお助け動画」として、親子で楽しくSDGsの重要性を学べる内容が話題となり、再生数はなんと1万回を突破しました。また、好評につき英語版も新たにリリースされ、国境を越えて子どもたちへの知識の橋渡しを行なっています。
「リッタ」の魅力
このアニメの主人公は、黄色いモンスター「リッタ」。彼は子どもたちが感情を理解し、自分自身や他者を思いやる力を育むキャラクターです。「リッタ」はSDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした17の動画を配信しており、乳幼児でも理解できるノンバーバルな表現が特徴です。リッタのアニメを通じて、子どもたちは自然に環境や社会に対する理解を深めることができます。
「ノンバーバルだから、まだ言葉が出ない赤ちゃんにも見せられる。学びがあるので動画に頼る罪悪感を感じません。」という多くの親たちの声が寄せられる中、特に人気の動画には「すべての人に健康と福祉を」というテーマが含まれたものや「安全な水とトイレを世界中に」といった内容が挙げられます。
人気動画TOP3
1.
30分連続イヤイヤお助け
2.
まる さんかく しかく | カタチ遊び
3.
10分連続やさしい子になる
子どもたちが共感性や愛他心を育む場として機能する「リッタ」により、親子の絆が深まると同時に、社会問題についても考えるきっかけを提供します。
英語版の登場
アッパービレッジでは、国際化を見据えて英語版のチャンネルも開設しました。インドからの留学生が手掛けているこの新たなチャンネルでは、外国の子どもたちにも「リッタ」の物語を届ける取り組みが進行中です。英語版では、アニメの内容に日本独自の文化に関する解説が加えられ、日本と異なる文化背景を持つ子どもたちがより理解しやすくなっています。
アッパービレッジの取り組み
「リッタ」のプロジェクトは、アッパービレッジの社員が主体となり進めています。特に女性社員が多く在籍する同社は、結婚や出産、転勤といったライフイベントにも柔軟に対応しながら、地域の子どもたちに心温まるメッセージを発信し続けています。
「Ritta(リッタ)」の名前は、「利他」をテーマにしており、他者を思いやる心を育むことが目的とされています。アニメーションを通じて、子どもたちが楽しみながらも大切な価値観を学ぶことができます。
リッタの今後の活動
さらに、岡山市SDGs推進パートナーズにも登録され、地域活動にも力を入れています。実際、親子イベントで「リッタ」の動画を流したことにより、多くの子どもたちが楽しんでいる姿が見受けられました。
今後もアッパービレッジの「リッタ」は、SDGsをテーマにした教育コンテンツをさらに多様化させていくことでしょう。多くの子どもたちが「リッタ」の世界に触れ、その中で自ら成長していく姿が楽しみです。
公式リンク
「リッタ」を通じて、これからも多くの家庭が共に学び、成長することを願っています。