エスニック食トレンド
2019-05-29 12:22:24

2019年エスニック食トレンドを明らかにするランキングを発表

2019年エスニック食トレンドを探る!



5月29日はエスニックの日。一般社団法人日本エスニック協会が毎年発表する「この夏絶対流行する!エスニック食ランキング」の結果が今年も発表されました。今回で4回目を迎え、協会員100名の予測に基づいたこのランキング。しかし、昨年のトレンドとは異なり、今年はラグビーワールドカップや東京オリンピックを勝機としたハラル・ベジタリアン対応の料理が注目を集めています。

ランキング発表!



第1位:ビリヤニ(インド)



第1位に輝いたのはインドの国民食「ビリヤニ」。この料理は炊き込みご飯の一種で、香り高いスパイスと長粒種のバスマティライスを使用した一品です。調理法には「重ね煮」と「炊き込み」の2つがあり、それぞれに地域や宗教によって使う具材が異なるのも特徴。この料理は2017年にも1位を獲得しており、各種スパイスの人気が高まったことで、家庭でも作る人が増え、さらなるブームが見込まれています。

第2位:フムス(中東)



続いて第2位には、中東料理を代表する「フムス」。ひよこ豆とタヒーニをペースト状にしたこの料理は、美容や健康効果が高いとされ、飲食店での取り入れが進んでいます。今年は特にハラルフードの需要の高まりに期待が寄せられており、国内外の旅行者にとっても親しみやすい一品となっています。日本に訪れるイスラム教徒の数は140万人を超えると予想され、この流れは今後も続くでしょう。

第3位:カオソーイ(タイ)



初登場の第3位は「カオソーイ」。タイの北部、チェンマイの名物であるこの料理は、レッドカレーペーストを使用したスープと卵麺から成る独特な麺料理です。揚げ麺のサクサクとした食感と、モチモチの卵麺が一緒に楽しめる贅沢な一皿。各店舗によってバリエーションがあり、付け合わせや調理法が異なるのも魅力。コンセプトとしてはカレーラーメンに似ており、多くの日本人に受け入れられる要素が多いです。

エスニック文化の普及を目指す



日本エスニック協会の理事長、伊藤光氏は「エスニック食の魅力を広く伝えていきたい」と語ります。エスニック文化や食の普及活動が進む中、国内の伝統料理と結びついた新しい食文化も生まれつつあります。このトレンドにより、地域活性化や商品開発も進んでおり、今後の成長が期待されています。

調査概要



今回のランキングは、2019年5月11日から5月17日までの期間に、日本エスニック協会の会員100名を対象にした調査に基づいています。エスニック料理に対する関心がますます高まる中で、今夏の食卓に共演される料理にも注目です。

一般社団法人日本エスニック協会について



日本エスニック協会は、2014年に設立され、エスニック文化や食の魅力を普及するための活動を行っています。様々な国の料理が楽しめる環境を整えることで、新たな食文化の創造に寄与し続けています。

会社情報

会社名
一般社団法人日本エスニック協会
住所
東京都千代田区神田佐久間町1-8-4
電話番号
03-6206-9870

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