食品メーカーのヤマモリが、厳しい経済環境下での価格改定を行うことを発表しました。原材料費や物流費、エネルギー費の高騰が背景にあり、企業としての自助努力によりコスト削減を目指してきたものの、現行の価格での商品提供が難しくなったためです。
今回、新たに価格が改定されるのは、濃縮つゆ・たれ、レトルト食品、焼酎割り用サワーのカテゴリから合計26商品です。この中には、特に健康志向の高い消費者に人気の「無砂糖でおいしい調味料シリーズ」など、糖質制限に対応した商品が含まれています。これにより、健康を意識する顧客層へのアプローチを強化しつつ、売り上げを伸ばす狙いがあります。
具体的に、濃縮つゆ・たれのカテゴリからは、無砂糖の調味料が8商品、レトルト食品の「ちょい炊きシリーズ」からは9商品、焼酎割り用サワーからも9商品が価格改定の対象となります。
ヤマモリは、1889年に三重県で創業された、歴史ある食品メーカーです。創業以来、醤油醸造を主に手掛け、様々な商品を展開し、常に市場のニーズに応えてきました。持続可能な「地球にやさしい、健康で楽しいライフスタイル」への貢献を目指し、新たな挑戦を続けています。
改定される商品は、以下のものが含まれています。
- 無砂糖でおいしいつゆ
- 無砂糖でおいしいすき焼のたれ
- 無砂糖でおいしい焼肉のたれ
- 無砂糖でおいしいぽん酢
- 無砂糖でおいしいあわせ酢
- ちょい炊き鶏ごぼう
- ちょい炊き五目
- 炊き込みパエリア
- セブンマウンテンレモンサワー300ml
- セブンマウンテン梅サワー1.5Lなど
また、価格改定は2023年2月1日から実施され、改定率は商品によって異なりますが、濃縮つゆ・たれ及びレトルト食品は6~16%、焼酎割り用サワーは12~31%の値上がりとなります。
ヤマモリは、今後も品質・価格を維持しつつ、お客様のニーズに応える商品を提供し続けることを重視しています。さらなる企業努力に期待が寄せられています。
公式サイトでの最新情報にも注目し、今後の動向にご注目ください。