情報通信技術分科会がモバイル通信のあり方を検討
令和7年11月14日、総務省の情報通信審議会にて情報通信技術分科会の第191回が開催される。この会議では、未来の通信環境を形成する「新世代モバイル通信システム」の技術的条件に関する重要な議論が行われる予定だ。
議題の概要
1.
答申案件:
高高度プラットフォーム(HAPS)の技術的条件を含む新世代モバイル通信システムの技術的条件について、これは平成28年10月12日付けの諮問第2038号に基づく。HAPSは、空中に設置される通信システムであり、従来の通信方式を補完する新たな手段として注目を浴びている。
2.
報告案件:
CISPRニューデリー会議の審議結果についても議論される。これは、国際的な基準を整えるための重要な情報交換の場であり、日本としての意見や取り組みがどのように反映されているかが報告される。
Web会議で参加の機会
今回の会議はWeb会議方式で開催されるため、傍聴を希望する市民や関係者は、あらかじめ傍聴登録が必要となる。登録は令和7年11月12日(水)まで受け付けており、登録者には傍聴方法についての案内がメールで送信される。このような公開の場を利用して、自らの意見や疑問を直接委員に伝える貴重な機会である。
傍聴のルールと注意点
傍聴者が多数の場合、Web会議のシステム上の都合により抽選が行われる。また、同一組織からの複数名の参加が制限される可能性もあるため、参加を希望される方は早めの登録をお勧めする。公正な参加のため、登録を行わずに会議のリンクを共有することは認められない。
今後の展望
技術の進展が続く中で、HAPSや新世代モバイル通信システムは、どれだけの影響を我々の日常生活や産業に与えるのか、関心が高まるところである。インフラ整備や通信規制の観点からも、この会議での結論は今後の日本の情報通信政策に大きな影響を与えるだろう。
新しい技術がどのように導入され、我々の暮らしを変革していくのか、今後の議論に注目が集まる。
連絡先
情報通信審議会事務局への問い合わせは、以下の通り。
- - 担当者:高橋課長補佐、岡本課長補佐、東出係長、斉藤官
- - メール:johotsushin-shingikai_●_soumu/go.jp (迷惑メール防止対策により、`_●_`を半角のアットマークに置き換えてください)
- - 電話番号:03-5253-5432
このような重要な議論の中参与し、自身の意見を述べる良い機会になりますので、ぜひ参加を検討してみてください。