JFS-C規格がGFSIの新基準に適合
一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)が運営する「JFS-C規格 Ver.3.2」と「JFS-C認証プログラム文書 Ver.3.2」が、Global Food Safety Initiative(GFSI)の最新要求である「GFSI Benchmarking Requirements v2024」に適合し、GFSI承認を取得しました。この承認により、食品加工業界における信頼性がさらに強化されます。
JFS-C規格について
JFS-C規格は、日本国内で開発された唯一のGFSI承認を受けた食品安全マネジメント基準です。食品安全マネジメントシステム(FSM)、ハザード制御(HACCP)、および適正製造規範(GMP)の三要素から成り立っており、最近のバージョンであるVer.3.2では、食品安全文化や防御、食品偽装防止などの重要な課題への対応が強化されています。
この新しいバージョンではさらに、事業者が規格を理解し実務に活かせるように、解説書である「ガイドライン」を無償で公開しており、ユーザビリティも良好です。
承認の重要性
今回の承認取得は、食品加工分野を対象としたGFSI承認プログラムにおいて、JFS-C規格が初めての適合を認められた事例です。これにより、JFS-C規格を取得済みの事業者は、国内外の取引先に対し、GFSI承認プログラムへの適応能力を証明することができるようになります。その結果として、食品安全に対する取り組みが客観的に評価され、国際市場において信頼性の向上へとつながるでしょう。
認証プログラムの新たな展開
今回の承認に伴い、JFS-C規格のGFSI承認対象範囲も拡大しました。新たに追加されたKセクターは、食品に関わる化学品やバイオ化学品の製造工場を含み、食品関連業界における国際的な要求事項への対応を示すことが可能となります。
拡大した5つのセクター
1.
CⅠ:腐敗しやすい動物性製品の加工
2.
CⅡ:腐敗しやすい植物性製品の加工
3.
CⅢ:腐敗しやすい動物性及び植物性製品の加工(混合製品)
4.
CⅣ:常温保存製品の加工
5.
K:食品に係る化学及びバイオ化学薬品の製造(新規追加)
これにより、食品産業におけるプレーヤーは、より国際的なフレームワークの中で活動できるようになります。
JFSM理事長のコメント
JFSMの理事長、小谷雅紀氏は「JFS-C規格 Ver.3.2がGFSI Benchmarking Requirements v2024に適合したことを非常に嬉しく思っています。この承認は、JFS-C規格が国際食品安全基準に常に対応していることの証です。団体として私たちは『Start Small, Grow Global』の理念を掲げており、この規格を通じて日本の食品産業の発展を支えていきたいと考えています。」と述べています。
まとめ
食品業界では食品安全が重要視されており、今回のGFSI承認を受けたJFS-C規格の活用が期待されます。国内外の取引先との信頼関係を築くためにも、この認証は必須であると言えるでしょう。今後もJFSMは、食品業界の安全性向上に貢献し続けていくことでしょう。
詳細は
公式ホームページをご覧ください。