キヤノン、プロ向けミラーレスカメラ「EOS R5 Mark II」発表!進化したAFと動画性能で撮影の可能性を広げる
キヤノンは、プロ・ハイアマチュア向けのフルサイズミラーレスカメラ「EOS R5 Mark II」を発表しました。2024年8月下旬に発売予定です。
「EOS R5 Mark II」は、静止画・動画において、高い撮影性能と優れた機動性を兼ね備えたモデルです。約4500万画素の高解像度を実現し、高速解析・高速撮影を実現する新開発のエンジンシステム「Accelerated Capture」を搭載。さらに、ディープラーニング技術を活用することで、静止画・動画性能を従来モデル「EOS R5」から大幅に進化させています。
決定的な瞬間を逃さない高精度AFと高速連写
「EOS R5 Mark II」は、新エンジンシステム「Accelerated Capture」とディープラーニング技術を融合することで、被写体追跡性能を大幅に向上させています。被写体が複雑に動くシーンでも、正確に追尾し続けることが可能です。
さらに、サッカーのシュートなどの特定のアクションを認識して素早くAFフレームを合わせる「アクション優先」機能を搭載。これにより、動きの速い被写体も確実に捉えられます。
電子シャッター使用時には、最高約30コマ/秒の高速連写を実現し、従来モデルと比較してローリングシャッター歪みを大幅に低減しています。また、「プリ連続撮影」機能により、シャッターボタンを押す前の最大約15コマ分を遡って連続撮影することも可能です。これにより、決定的な瞬間を逃さずに撮影できます。
約4500万画素の高解像度と高感度性能
「EOS R5 Mark II」は、新開発のフルサイズ裏面照射積層CMOSセンサーを採用し、約4500万画素の高解像度と常用最高ISO51200の高感度を実現しています。高画質で鮮明な静止画撮影を可能にするだけでなく、高感度撮影時でもノイズを抑えたクリアな画像を得ることができます。
さらに、ディープラーニング技術を活用した「ニューラルネットワークノイズ低減」機能を搭載。カメラ内で画像処理を行うことで、夜景などの高ISO感度撮影時に発生するノイズを低減し、高画質で美しい画像を生成できます。
本格的な映像制作を実現する動画性能
「EOS R5 Mark II」は、フルサイズ画角での8K/60P RAW動画や4K SRAW動画をカメラ内部記録で実現しています。さらに、「CINEMA EOS SYSTEM」との機能共通化を図り、「カスタムピクチャー」や「Canon Log 2」を搭載。用途に合わせて画質調整が可能なため、幅広い映像表現を実現できます。
まとめ
「EOS R5 Mark II」は、進化したAF性能と動画性能により、静止画・動画撮影の幅を広げる、プロ・ハイアマチュア向けのフルサイズミラーレスカメラです。約4500万画素の高解像度、高速連写、8K/60P RAW動画記録など、プロの要求に応える機能を搭載しています。静止画、動画ともに高画質で、さまざまな撮影シーンに対応できるモデルとなっています。