日本市場向けの特別仕様、MSOアルトゥーラ・スパイダー
限定16台、贅沢なカスタマイズ
英スポーツカーの名門、マクラーレン・オートモーティブが、2025年3月に日本市場向けに特別仕様モデル、MSO McLaren Artura Spider Japan Limited Editionを発表しました。このモデルは日本国内において16台のみの限定販売となり、主要な特徴はそのカスタマイズ性にあります。
マクラーレンのスペシャルオペレーションズ(MSO)によって、カーボンファイバー技術と高度なカスタマイズが融合し、特別なデザインと卓越した走行性能を実現。洗練されたエレガントな外観が強調されたこのモデルは、オープントップならではの開放感を効果的に披露します。
カラーバリエーション
このアルトゥーラ・スパイダーは、400色以上から選ばれた16種類の限定エクステリアカラーを採用しています。カラーには、DELTA RED、CASINO BLACK、CEPHEUS BLUE、SYNERGISED GREENなどが含まれており、それぞれが独自の魅力を持ちながら、マクラーレンのエンジニアによって開発されたオリジナルのペイントが施されています。
更なる特長として、カーボンファイバー素材の利用があげられます。エクステリアやインテリアのディテールにカーボンファイバーを使用した「カーボン・ファイバー・パック」や、ブレーキキャリパー、ホイール、シートといった各パーツもカラーに合わせて特別に選定されており、全体のデザインがバランスよく仕上がっています。
プレミアムな性能と快適性
このモデルは、そのデザイン性だけでなく、独自の走行性能にも重きを置いています。アルトゥーラは、605馬力を発揮するV6ツインターボエンジンに、95馬力のEモーターを組み合わせ、システム全体で700馬力に達します。これにより、0-100km/h加速がわずか3秒という驚異的なパフォーマンスを誇ります。さらに、最大33kmのEV走行も可能で、ハイブリッド車としての利便性も考慮されています。
マクラーレンのこだわりとビジョン
「日本市場での特別な16台は、顧客への感謝も込めたプロジェクトです。マクラーレンは、全車にカーボンコンポジット製モノコックを採用しています。そのため、従来のハイブリッドカーを超える軽量で高性能なスーパースポーツカーとしての価値を提供しています」と、マクラーレン・オートモーティブのアジア・日本代表である正本嘉宏氏は語ります。
2023年3月15日からは、全国の正規リテーラーでこの特別なモデルを見ることができる予定で、モーターショーなどでの展示も計画されています。この機会に、特別なアルトゥーラをぜひ体感してください。オープンエアの運転を楽しみながら、洗練されたデザインと高性能を惜しみなく味わうことができます。
MSOの役割
マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)は、顧客のニーズに合わせてマクラーレン車両のカスタマイズを行う特別な部門です。無限のパーソナライゼーションを通じて、自分好みのスーパーカーを作り上げることが可能であり、オーナーにとって特別な一台を提供している点が大きな魅力です。
このMSOアルトゥーラ・スパイダー・ジャパン・リミテッドは、その象徴といえる製品です。車両の背後には、マクラーレンが長年培ってきたエンジニアリング技術と、デザインへの情熱が隠されています。特別な体験をお求めの方にとって、見逃せない存在となるでしょう。