大阪市消費者センターが発表!2023年度の消費生活相談まとめから見えてきた傾向とは?

大阪市消費者センターが発表!2023年度の消費生活相談まとめから見えてきた傾向とは?



大阪市消費者センターは、2023年度に寄せられた消費生活相談のまとめを発表しました。

相談件数は前年度比で増加しており、特に増加が目立ったのは、インターネット通販に関する相談です。

具体的な相談内容としては、商品が届かない、商品と商品説明が異なる、キャンセルができないなど、多岐にわたります。

また、近年増加傾向にあるのが、個人情報保護に関する相談です。

個人情報の不正利用や漏洩に関する相談が多く寄せられており、消費者側も個人情報保護への意識を高める必要があることを示しています。

さらに、高齢者向けの相談も増加傾向にあります。

健康食品や医療機器に関する相談、詐欺や悪徳商法に関する相談などが目立ちます。

高齢者は、情報弱者である場合も多く、悪徳業者に騙されてしまうケースも少なくありません。

大阪市消費者センターでは、このような状況を受け、消費者への啓発活動や相談体制の強化に取り組んでいます。

消費者自身も、トラブルに巻き込まれないよう、事前に情報収集をしたり、必要であれば専門機関に相談したりすることが重要です。

消費者トラブル防止に向けて、大阪市消費者センターは更なる取り組みを強化



大阪市消費者センターは、今後も消費者の権利を守るため、様々な取り組みを進めていく予定です。

具体的には、消費者への啓発活動の強化、相談体制の充実、悪徳業者への取り締まりの強化などが挙げられます。

特に力を入れているのが、インターネット通販に関する啓発活動です。

インターネット通販は、手軽に商品を購入できる反面、トラブルに巻き込まれやすいという側面もあります。

消費者センターでは、インターネット通販を利用する際の注意点やトラブル発生時の対処法などを、パンフレットやホームページなどでわかりやすく解説しています。

また、消費者センターでは、相談員による個別相談も受け付けています。

トラブルに巻き込まれた際は、一人で悩まずに、消費者センターに相談することをおすすめします。

消費者センターは、消費者の味方として、相談者の方々が安心して生活を送れるよう、今後も活動を続けていきます。

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