生成AIでブーストする高校生の挑戦
株式会社RePlayceが大手コンサルティングファームと組み、実社会の問題解決に向けた企業連携型のPBL(Project-Based Learning)「生成AIでブースト!高校生の本気自由研究」を実施しました。この取り組みは、将来の社会を担う中高生たちに新しい学びの機会を提供し、実際のプロダクト開発を通じて社会に貢献する力を育むことを目的としています。
プログラムの概要
このプログラムは全7日間にわたり、HR高等学院に在籍する生徒たちが参加しました。学生たちは生成AIを単なる検索ツールではなく、アイデアを実現する仲間として位置づけ、専門家の指導のもとでこの技術を活用しました。実施内容は以下の通りです。
- - DAY1〜DAY3: 生成AIの基礎を学び、自身の興味から50以上の論点を抽出しました。
- - DAY4〜DAY6: ChatGPTやGeminiを用いてサービス設計を行い、自らアプリのプロトタイプを開発しました。
- - DAY7: 連携企業のオフィスで成果を発表し、アプリの展示とプレゼンテーションを行いました。
学生が開発した注目のアプリ
学生たちが開発したアプリの一例が「CosmeClear」です。このアプリは化粧品成分を分析し、ユーザーの肌との相性を診断するというものです。自身もコスメにお金を費やす中で直面した問題、つまり他人の意見に左右されがちな購入決定について、根本原因を特定し、解決策を提供することを目指しています。
このアプリは、肌診断機能や成分解説機能、さらには肌日記機能を搭載し、ユーザーに最適な商品を推薦します。将来的には、ドラッグストアの棚にスマホをかざすと、自分の肌に合う成分がARで表示される未来を描くとのことです。
目指す未来
本プログラムの特徴は、単なるAI活用講座ではなく、体系的な「問いの設定」から始まり、「プロトタイプ開発」に至るまでを一貫して実施した点にあります。学生たちは、AIを駆使しながらクリエイティブな解決策を編み出し、実践的なフィードバックを受けることで、彼らの能力を大いに引き出しました。
プログラム前後のアンケート結果では、問いを立てる力や社会課題に対する関心が高まったことが示されています。特に、課題解決に興味を持つ学生は16.2%から31.0%へ、挑戦する気持ちが強くなった学生も89.7%と劇的な変化を見せました。
RePlayceの今後の展望
RePlayceは、この取り組みで得られた知見を基に、生成AIを活用した次世代の学びのモデルを構築していきます。また、企業や地域との連携をさらに強化し、学生が実社会に接する機会を増やすことで、AIを使いこなすだけでなく、AIを通じて付加価値を生む人材の育成を目指します。この取り組みにより、将来社会に貢献できる多様な才能を育成していくことでしょう。
このように、学生たちが生成AIを活用し、社会課題に取り組む姿勢は、彼らの自信やスキルを高めるのみならず、未来の価値創造に繋がっていくと期待されています。
学生のコメント
「PBLに取り組むことで、自分のスキルが大きく向上しました。今回の経験を通じて、AIの活用法が変わり、自分自身でアプリを作ることができると分かりました。これからは、AIを使いこなしてより多くのことに挑戦したいです。」との学生の声も聞かれました。彼らの言葉が示すように、このプログラムは未来に希望を与えるものとなったようです。