デイブレイクの冷凍寿司、米国での販売がスタート
デイブレイク株式会社は、米国の日系スーパーマーケット「ミツワマーケットプレイス」にて、自社開発の冷凍寿司の販売を開始しました。この試みは、日本の食文化を新たな形で海外に広める大きなステップとなります。販売が行われるのはカリフォルニア州のデルアモ店、ノースリッジ店、サンガブリエル店で、特に冷凍寿司の品質と新鮮さがフィーチャーされています。
画期的な商品展開
デイブレイクが導入した冷凍寿司は、従来の寿司とは異なり特殊な冷凍技術を使用し、冷蔵解凍後でも品質を保持することができます。この技術は、冷凍食品の専門家によって開発され、細胞の損傷を抑えることによって、うま味成分の流出を防ぐことが実現しています。これにより、米国市場で競争力のある商品としての地位を築くことが期待されています。
地元消費者の反応
実際に店頭に並ぶ冷凍寿司は、消費者に好評で、販売開始直後から高い消化率を記録しています。特に、現地消費者からは鮮度や風味、食感がそのまま楽しめると評価されています。また、必要な数量だけを解凍して提供できる特性も利便性が高く、店舗経営者にとっても魅力的な商品となっています。
今後の展望
デイブレイクは今後、シカゴやニュージャージー、ハワイのワイキキなど、複数の店舗での販売を計画しています。これにより、米国における販売網をさらに拡大し、外食産業への販路開拓も進めていく予定です。また、デイブレイクは「アートロックフリーザー」と呼ばれる特殊冷凍機を導入しており、これを用いることで、他の食品事業者にも高品質な冷凍食品を提供可能になります。
会社の背景
デイブレイク株式会社は2013年に設立され、「作り手から食べ手までのより良い未来を創造する」というミッションのもと、特殊冷凍技術に特化した事業を展開してきました。その中で、海外市場における冷凍寿司の販売という新たな挑戦を通じて、日本の食文化を広めることを目指しています。今後も、この技術を基に、冷凍食品の新たな可能性を追求し続けていくでしょう。
デイブレイクの冷凍寿司は、単なる商品以上の意味を持ち、海外市場での日本食文化の普及につながる重要な一歩と言えます。日本の技術が生み出す新たな食の楽しみを、今後も世界に発信していくことに期待が高まります。