AIrux8が丸紅I-DIGIOグループに導入
株式会社トラース・オン・プロダクトが自社開発したAI電力削減ソリューション「AIrux8」が、丸紅I-DIGIOグループのビルに導入されることが決定しました。エネルギーコストの高騰が続く中、この第三者機関との提携は双方にとって意義深いものとなります。
背景と目的
日本ではエネルギー価格の高騰が続いており、企業にはコスト削減の必要性が迫られています。このような状況において、トラース・オン・プロダクトは2024年4月から丸紅情報システムズ株式会社(以下、MSYS)を戦略的販売パートナーとして選定、AIrux8の提供を開始しました。バイオマスなどの再生可能エネルギーの利用促進が進められるなか、企業のエネルギー使用においてAIを用いた効率化が期待されています。
AIrux8は、実際の施設におけるエネルギー消費をデータに基づいて分析し、消費を最適化するシステムです。特に今回導入される執務室及び会議室エリアでは、空調の効率的な運用が求められています。
導入内容の詳細
今回のプロジェクトでは、主に名古屋支店と丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社本社が対象となります。それぞれ650㎡と773㎡の空間にAIrux8が導入され、外気温度や人の動きのデータを取得し、この情報を基にAIが最適な空調制御を行います。これにより、空調消費電力を大幅に削減し、環境にも配慮したエネルギー運用が実現します。具体的には、対象エリアの設定温度や風量を自動で調整し、人感センサーを活用した効率的な空調運用が行われます。
導入日と今後の展開
2330年12月24日には名古屋支店において正式に導入が開始され、2025年4月1日からは本社での導入も進みます。この導入によって、MSYSとの営業協力も一層進展し、AIrux8の販売拡大が期待される中、さらなるパートナーシップの強化が求められています。
また、企業はエネルギーコスト削減だけでなく、CO2排出削減による環境への配慮も果たすことができ、顧客に対しても新たな価値を提供することが可能です。
トラース・オン・プロダクトの強み
当社の特長は、顧客のニーズに応じた柔軟な提案ができる点です。特に、施設ごとに異なる要件に応じた詳細な情報をヒアリングし、それに基づいて最適な設定や分析を行っていきます。このプロセスによって、より高いエネルギー削減を実現し、顧客のコストダウンのみならず、持続可能な社会の実現にも貢献することができます。今後もAIrux8の提供を通じて、日本国内での展開を加速し、新しい価値の創造に努めていきます。
丸紅情報システムズとその役割
丸紅情報システムズは、最先端IT技術を駆使して多様な業種に向けたソリューションを提供するプロバイダーです。彼らとのパートナーシップの強化により、AIrux8はさらに多くの企業に導入され、需要に応じた多様なサービスを展開していくことでしょう。今後の展開には、ますますの期待が寄せられています。