八楽株式会社は、東京都渋谷区に本社を構える企業で、AI翻訳ツール「ヤラクゼン」を提供しています。代表取締役の坂西優氏が新年に際し、2025年に向けた企業の方向性について語りました。
現在、AI技術は急速に進化しており、八楽も様々なアップデートを重ねてきました。特に「ヤラクゼン」は、この10年間で多くの変革を遂げてきました。その成果として、今後のグローバルビジネス展開をさらに加速させるために、ヨーロッパや北米へ新たな拠点を設ける計画があるとしています。
また、新たなコーポレートミッションの策定により、ヤラクゼンの付加価値を高め、新しいサービスの導入も予定しています。これにより、顧客の期待に応えつつ、さらなるビジネスの成長を目指すということです。
昨今ではリモートワークを終了し、出社を重視する企業が増えていますが、八楽は逆にフルリモートワークの継続を決定しました。これは、社員のワークライフバランスを尊重し、個々人のライフスタイルに合わせた働き方を支援する環境を提供するための措置です。これまで導入されてきた制度には、「短時間正社員」や「海外リモートワーク」などがあり、引き続き新しい雇用形態を模索していく意向を示しています。
特に、八楽の社員の半数以上が外国籍であるため、多様な文化や考え方、言語を尊重する環境づくりが求められています。坂西氏は、異なるバックグラウンドを持つ人々が一緒に楽しむ社会を目指し、円滑なコミュニケーションの実現に向けて貢献していきたいと述べています。国際的な側面を大切にしながら、多国籍な職場環境を活かした企業活動によって、社会的貢献にも繋がると確信しています。
坂西氏は、日頃の支援に感謝を表するとともに、今後もお客様やパートナー企業と共に飛躍と革新をもたらす一年にしていく意向を強調しました。八楽はリモートワークを通じて、変革に挑む企業として、今後ますますの成長が期待されます。これからの八楽の動きには、ぜひ注目していきたいところです。