建設業界の見積業務を一新する新たな連携とは

新たな連携で建設業見積業務を効率化

建設業界では、見積業務の煩わしさが長年の課題となっています。この度、株式会社GACCI（鳥取県鳥取市）が開発したプロダクト「GACCI（ガッチ）」は、協栄産業株式会社（東京都品川区）の操作性に優れた見積作成ソフト「KYOEI COMPASS2.0」との連携を開始しました。この連携により、見積簡素化を目指す新たなワークフローを提供し、業界に変革をもたらします。

「GACCI」の特徴

「GACCI」は、建設業の見積徴収作業を効率化するために設計されています。通常、見積もり取得に際しては数十社から数百社に及ぶ企業から見積もりを集める必要があり、業者ごとのフォーマットやデータ形式の違いにより、業務が複雑化していました。GACCIは、これらの情報を平準化し、厳密に管理することで効率的な見積作成を実現します。特許も取得済み（特許番号：第7418069号）で、信頼性も抜群です。

「KYOEI COMPASS2.0」との連携で実現する新ワークフロー

新たに連携する「KYOEI COMPASS2.0」は、建築および設備の見積業務に特化したツールです。特に、Excelと高い互換性を持ち、データのコピー＆ペーストが容易であるため、操作が苦手な方でも扱いやすい設計になっています。また、市販の単価データや過去の案件情報を自動で登録できるため、利益率や差額をリアルタイムで把握しながら精度の高い見積作成を行うことが可能です。

この2つの製品の連携により、KYOEI COMPASS2.0で作成された見積書を直接GACCIにインポートし、手間無く見積徴収業務を進めることができます。これにより、業務のスピード、正確性、信頼性を強化し、従来の作業時間を大幅に短縮することが期待されます。

展示会での実演

2024年12月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催される「第4回JAPAN BUILD建設DX展」では、協栄産業株式会社が出展します。そこで、見積業務を充実させる具体的な活用方法や、「KYOEI COMPASS2.0」の操作性を体験できる機会が設けられています。デジタル技術によって今後の建設業務がどのように進化していくのか、ぜひ皆さんに直接ご確認いただければと思います。