LINE連携ツール『Lタグ』に決済機能が登場
株式会社INJUSが自社開発の公式LINE連携ツール『Lタグ』に新たに決済機能を追加したことを発表しました。この機能の実装により、購入データを活用したマーケティング施策が可能となります。特にECサイトの構築に関しては、これまでの設備投資が不要で、気軽に参入できる環境が整いました。
Lタグとは?
Lタグは、LINEをビジネス活動に活用するためのツールです。特に日本国内では、LINEの普及率が非常に高く、APIを活用した開発が活発に行われています。Lタグは公式LINEの構築や運用を手軽に行えるツールであり、顧客管理やリッチメニューの作成、メッセージの送信、ステップ配信などが月額980円から利用可能です。
決済機能のメリット
新たに追加された決済機能は、特に小規模なD2C事業者にとって魅力的です。ここではそのメリットをご紹介します。
1.
高額な構築費用が不要:
これにより、資金的な負担を軽減し、ビジネスを開始しやすくなります。
2.
個別の決済会社との契約が不要:
これまで必要だった複雑な審査がなくなり、簡単にサービスを開始できます。
3.
LIFFとミニアプリの併用:
これにより、ユーザー体験を向上させることができます。
4.
購入データの活用:
買い物の総額やカゴ落ちのデータを特定し、LINEを使ったマーケティング施策が可能となります。
さらに広がるLタグの可能性
INJUSは、今後もLタグをノーコード型のLINEアプリ開発ツールとして発展させていく意向を示しています。さらに、すでに人材マッチング機能や予約機能も開発しており、より多様な業種で利用されることを目指しています。これは、業務効率化を図りつつ、新規事業においても大きなメリットをもたらすでしょう。
LINEをECとして活用する背景
最近の消費行動はサブスクリプションモデルにシフトし、従来のECサイト利用が減少しています。このような中で、LINEを活用することで以下のような利点も得られます。
- - 手軽に顧客へアプローチが可能
- - オウンドメディアの強化が実現
- - 手数料の負担軽減
利用方法と料金プラン
Lタグを利用するには、公式サイトからアカウントを開設する必要があります。料金プランに関しても、初期費用が10万円から無料となる「プレビュー環境」が用意されています。特定の機能には制限がありますが、期間の縛りがなく、月額980円から利用できるお得なプランです。
会社情報
株式会社INJUSは2013年に設立され、LINEのAPIを使った公式LINEおよびミニアプリのシステム開発に特化しています。近年では鉄道会社や物流業界はもちろん、地方自治体とも連携し、幅広いニーズに対応しています。今後もLINEマーケティングにおける革新を続けることでしょう。
お問い合わせ
詳細な情報や利用申し込みは、以下のリンクからご確認頂けます。
LINE連携ツール『Lタグ』の新機能によって、これからのEC市場でのビジネスのあり方が変わるかもしれません。ぜひ、この機会に体験してみてはいかがでしょうか。