ベトナム中部に誕生！イオンモールフエが2024年にオープン

ベトナム中部に新たなランドマーク、イオンモールフエがオープン！

2024年9月21日（土）、ベトナムのトゥア・ティン・フエ省のフエ市に「イオンモールフエ」がグランドオープンします。これは、イオンがベトナムで展開する7号店であり、中部エリアにとっても初めての出店となります。このモールの開業は、地域経済にとっても大きな転機を意味しています。

フエ市は、65万人が暮らす歴史ある都市で、美しい寺院や文化財、歴代皇帝の帝陵が点在しています。ユネスコの世界遺産に登録された「フエの建造物群」は、多くの観光客を惹きつけており、今後さらに注目を集めることが予想されます。また、2021年には市域の拡張が行われ、中央直轄市への昇格も視野に入っています。経済発展が期待されるこの地域に新たな商業施設が加わることは、多くの住民や観光客に喜ばれることでしょう。

多彩な店舗と特徴を備えたイオンモールフエ

「イオンモールフエ」は、約51,000㎡にわたる店舗面積で、約140の専門店が開店します。そのうち、約70％にあたる83店舗はフエ市初出店です。中でも、総合スーパー「イオン」は中部エリアにとっても初めての出店であり、食品や衣料品、インテリア、家電、アミューズメント施設など多彩な店舗が集まります。これにより、地域住民のライフスタイルに新たな選択肢を提供することが期待されています。また、モール内には約1,200台の自動車と約8,000台のバイクを駐車できるスペースが用意されており、安全で快適な駐車環境が確保されています。

交流と文化が融合する空間

イオンモールフエのデザインには、人々が交流できるスペースも豊富に設けられています。緑あふれるサンクンガーデンや3・4階に広がるテラスストリート、開放的なレストランゾーンがあり、訪れる人々がリラックスできる場所となっています。また、館内には1万本を超える樹木が植樹され、自然を感じながら過ごせる空間が広がります。

スマートモールへの進化

このモールでは、デジタルサイネージやプロジェクションマッピングが活用され、情報発信もスムーズに行えるように工夫がされています。さらに、フエ市では珍しいコワーキングスペースが搭載され、現代のライフスタイルに合わせた快適な環境が整っています。無料Wi-Fiやスマートフォンの充電スポット、電気自動車・バイクの充電ステーションなど、利便性の高いサービスも充実しており、地域の方々や観光客にとっても使いやすいモールとなることでしょう。

環境への配慮ももたらすフエの新たな誇り

「イオンモールフエ」では、持続可能な社会の実現を目指し、環境への取り組みも導入されています。ベトナムのショッピングモールとして初めて「LOTUS GOLD」や「EDGE認証」を取得する予定で、環境配慮型のビルとして注目が期待されます。

このように、イオンモールフエは新たな文化と経済の拠点としての役割を果たすことが期待されており、今後の地域発展に大きく寄与することでしょう。開業後は、フエ市およびその周辺地域の住民に新しいライフスタイルを提案し、観光客にも魅力的なスポットとなることでしょう。オープンが待ち遠しいイオンモールフエの今後に期待が高まります！