AI JIMY Converterとは?
2024年8月20日、シー・システム株式会社が日本初の生成AIを活用した文字列変換ツール「AI JIMY Converter」をリリースしました。このツールは、日常的に利用されているExcelやGoogleスプレッドシートの特性を生かし、データの修正や変換を簡単に行えることを目的としています。特に、手作業によるデータ処理の非効率さを解消し、業務の正確性と効率を大幅に向上させることが期待されています。
なぜ「AI JIMY Converter」が必要か?
多くの企業では、顧客リストや商品データ、取引先情報の管理にExcelやGoogleスプレッドシートが利用されていますが、手作業での入力や修正には誤字や表記ゆれのリスクが付きまといます。AI JIMY Converterは、これらの問題を解決するために開発されました。具体的な利用シーンとしては、以下のようなものがあります。
住所表記の統一
顧客情報を手動で入力する際、担当者ごとに住所の表記が異なることがよくあります。このツールを使えば、一括で住所表記を統一し、誤字や不整合を自動で修正。これにより、データの整合性に貢献します。
文章内の人名抽出
例えば、契約書や申込書などから関係者の名前を自動的に抽出できる機能も魅力的です。この機能により、情報の見落としを防ぎ、データ管理の効率を向上させます。
文章の要約
長文のレポートやメールの内容を短くまとめることができ、重要なポイントを簡潔に把握する手助けをします。この機能により、情報収集の時間を短縮し、迅速な意思決定が可能になります。
利用方法
「AI JIMY Converter」は、簡単に利用開始できます。指定されたウェブサイトにアクセスし、利用したい関数をExcelやGoogleスプレッドシートにコピペするだけで即座に利用できます。デモ動画や操作方法も提供されており、誰でもスムーズに活用できるよう配慮されています。以下が主なリンク集です。
現在の機能と今後の展望
現在、「AI JIMY Converter」では30本以上の関数が利用可能で、「正しい住所に変換する」「文章内から人名を取得する」など、様々なニーズに対応しています。今後はユーザーからのフィードバックを基に、さらに多くの関数を追加し、業務で利用される様々なマスターデータとの連携機能も強化する計画が進行中です。
このようにAI JIMY Converterは、生成AIの力を借りて業務改善をサポートし、企業の生産性を高める重要なツールといえるでしょう。無料で提供されるため、ぜひ一度試してみてください。
会社情報
代表者:代表取締役 森下康夫
所在地:大阪府大阪市北区梅田2丁目5番6号 桜橋八千代ビル4階
TEL:06-6136-5960
FAX:06-6136-5961
事業内容:AI・RPA・システム開発によるDX推進事業
コーポレートサイト:
シー・システム株式会社