ファーストアカウンティングとJBSの提携
ファーストアカウンティング株式会社は、経理に特化したAIソリューションの開発を行っており、2016年の創業以来、多くの企業にその技術を提供してきました。このたび、日本ビジネスシステムズ株式会社の米国法人、JAPAN BUSINESS SYSTEMS TECHNOLOGY(通称JBS USA)とのパートナーシップ契約を締結したことを発表しました。この提携により、ファーストアカウンティングの経理AIソリューションをJBS USAが米国市場へ展開する新たな協業体制が構築されます。
パートナーシップの背景
ファーストアカウンティングは、経理業務に特化したAIを駆使することで、経理部門の自動化と効率化を推進しています。その技術力は多くの企業から信頼を寄せられ、特に業務の効率化に寄与しています。一方、JBS USAは日系企業向けに最適なITソリューションを提供してきた実績があり、1997年の設立以降、多くの顧客基盤を築いてきました。両社が協力することで、経理部門における問題解決を加速させ、グローバルな視点で経理システムの革新を図ることが期待されます。
今後の展望
この提携の第一歩として、ファーストアカウンティングの製品をすでに導入している日本国内企業の米国子会社へのインプリメンテーション支援が始まります。その後、段階的に米国市場全体へのアプローチを拡大する計画です。ファーストアカウンティングは、グローバルなビジネス展開を視野に入れ、さらに販売体制の強化を図る方針を掲げています。
代表者のコメント
JBS USAの代表取締役社長、皆木宏介氏は、「AIの進化がビジネスの在り方を大きく変える中で、ファーストアカウンティングのソリューションに新たな可能性を感じている」と述べ、両社で日系企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支える決意を表明しました。一方、ファーストアカウンティングの代表取締役社長である森啓太郎氏は、今回の協業を「米国市場への本格進出への大きな一歩」と位置づけており、JBS USAとの連携によってビジネスの拡大を見込んでいると語っています。
ファーストアカウンティングの特徴
ファーストアカウンティングは、経理シンギュラリティを実現し、経理業務を効率化する企業としての地位を築いています。自社で開発した経理AIソリューションは、多くの大企業の経理部門や会計ベンダーに導入されています。特に『Robotaシリーズ』や『Remota』、デジタルインボイスサービス『Peppolアクセスポイント』などが高く評価されています。
最後に
今回の提携は、ファーストアカウンティングとJBS USAの双方にとって新たなビジネスチャンスを創出し、経理業務に革命をもたらす可能性を秘めています。両社は今後も協力を強化しつつ、より多くの企業に高品質なサービスを提供していく計画です。国境を越えた経理の未来に期待が寄せられます。
ファーストアカウンティング株式会社
所在地:東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルA館 3階
設立:2016年6月
JAPAN BUSINESS SYSTEMS TECHNOLOGY
立地:カリフォルニア州トーランス市
助言:ITソリューションの提供を行う企業