第35回航空安全情報分析委員会の開催について
国土交通省は、令和6年8月1日に「第35回航空安全情報分析委員会」を開催します。この委員会は、航空運送事業者から収集した令和5年度の安全情報に基づいて、安全性の向上に向けた重要な審議を行います。
1. 委員会の目的と背景
本委員会は、国土交通省が平成26年度に導入した「航空安全プログラム」の一環として、専門の有識者や学識経験者が集まり、航空安全に関連する情報を徹底的に分析します。航空法第111条の5に則り、航空輸送に関する安全情報を整理し、その結果を公表することで、民間航空の安全性向上を図ることが目的です。
委員会では、航空事故や重大インシデントなどの安全上の支障に関する情報が審議され、具体的な再発防止策が検討されます。
2. 委員会の開催概要
- - 日時: 令和6年8月1日(木)10:00~(約2時間の予定)
- - 場所: 中央合同庁舎3号館7階 航空局AB会議室(対面とWebのハイブリット形式)
- - 出席者: 別紙の通り
議題
会議では以下の議題が設定されています。
(1) 航空安全をめぐる最近の動向
(2) 航空安全情報の分析と対策
- - 航空安全情報の報告状況、評価、分析
- - 航空会社への指導・監督状況
- - 認定事業場からの不安全事象の報告および対策
(3) 安全性向上に向けた取り組み状況と今後の取り組み
(4) 公表資料について
(5) 今後のスケジュール
取材等
本会議は傍聴不可ですが、会議の冒頭(議事に入る前)にはカメラ撮影が可能です。撮影を希望する方は、7月31日(水)15時までに、所定のフォームから登録が必要です。また、会議結果の概要については後日、国土交通省のウェブサイトにて公表される予定です。
3. 今後の期待
この委員会を通じて、民間航空の安全性が一層向上することが期待されています。航空輸送の安全に関する情報が関係者間で共有されることで、再発防止策がより効果的に実施されることとなるでしょう。
国土交通省は、引き続き航空安全に関する情報の分析・公表を行い、透明性のある行政を進めていく方針です。これにより、利用者の信頼を得るとともに、航空運送業界のさらなる発展にも寄与することが見込まれています。