群馬・桐生市に新たに誕生！観音院のカフェと公園で癒しのひと時を

新たな観光名所が誕生！

2025年6月8日、群馬県桐生市に、地域と観光が融合したカフェ「沙羅茶房」と水遊びが楽しめる公園がオープンします。このプロジェクトは、株式会社シェアウィングが手がける「桐生テラマチプロジェクト」の一環です。観音院に魅力的なオープンスペースを整備し、観光客や地域住民が交流する新たな場を提供します。

お寺とカフェの融合

観音院は、桐生新町重要伝統的建造物群保存地区から徒歩10分の距離に位置し、380年もの歴史を持つ名刹です。2019年からはシェアウィングと提携し、宿坊「Temple Hotel 観音院」を開業し、桐生の新たな観光名所としてのプロジェクトを本格化させました。150人以上の宿泊客が訪れ、地域との交流を進める中で、さらなる発展を目指す第二弾として、カフェと公園の整備が進められました。

目的と課題

桐生市は豊かな自然や歴史的資源を背景に年間350〜430万人の観光客が訪れていますが、多くの観光客は「通過型」として立ち寄るのみで、滞在時間が短いという課題があります。このプロジェクトでは、寺院の境内に新たな公園を整備することで、観光客が「街を歩く・つながる・滞在する」を体験できる場所として認知されることを目指しています。

インクルーシブな水遊び公園

観音院の境内には、地域住民や観光客が安心して立ち寄れる「インクルーシブパーク」を新設。ここでは水遊びが楽しめるエリアを設けており、すべての年齢層や障がいを持つ方々も楽しむことができるよう工夫されています。この公園は、地域と観光客が共に楽しむ、新しい交流の場として期待されています。

健康志向のカフェ「沙羅茶房」

カフェ「沙羅茶房」では、韓国の伝統的な漢方知識を基にした健康茶「韓方茶」が提供されます。このお茶は体のバランスを整えるとされ、厳選されたハーブや植物成分を使用し、伝統的な製法で調合しています。また、韓国の伝統菓子と共に提供されるため、ユニークなカフェ体験が楽しめます。営業時間は11:00から17:00までで、火曜日と水曜日が定休日となっています。

日限地蔵尊観音院の魅力

観音院は、「おじぞうさま」として地元から親しまれている場所でもあります。訪れることで地域の文化と人々とのつながりを感じることができるでしょう。桐生の歴史的なスポットを巡る際には、この観音院を忘れずに訪れてはいかがでしょうか。

会社概要

このプロジェクトを手掛ける株式会社シェアウィングは、東京都渋谷区に本社を構える企業で、観光資源を活用した様々なプロジェクトに取り組んでいます。詳細は公式ウェブサイトで確認可能です。

新たに誕生する「沙羅茶房」と水遊びができる公園は、桐生市の新しい魅力を発信する重要な拠点になること間違いなしです。ぜひ訪れて、地域と観光との素敵な融合のひと時をお楽しみください。