特別展「卑弥呼の鏡」開催が迫る
2026年10月31日、九州国立博物館にて歴史的な特別展「卑弥呼の鏡―三角縁神獣鏡がヤマト王権をつくった―」が開幕します。この展覧会は、過去最大級のスケールで、日本古代史の重要な一ページを訪れる人々に示すことを目的としています。
井上芳雄氏が記者発表会に出席
展覧会のスタートに先立ち、2026年7月2日、東京国立博物館にて記者発表会が開かれました。この場には、九州国立博物館の応援大使を務めるミュージカル俳優・井上芳雄さんが登壇。地元福岡県に所縁のある彼が、展示物との深い結びつきについて語りました。
井上さんは、自身の出身地近くで邪馬台国に関連する三角縁神獣鏡が出土したことに、驚きと喜びを感じたと述べました。「歴史的な事実が私たちの日常と繋がっていることに心を動かされます」とその思いを語りました。
展覧会の見どころ
本展の目玉となる『卑弥呼の鏡』について、井上さんは「権力や富を表す手段としての鏡の重要性に興味を感じます」とし、当時の人々の感覚に思いを馳せる様子も見受けられました。また、鏡には馬の姿が描かれているものもあり、井上さんはその文化的意義について考察しました。展覧会を訪れる人々は、多様な神獣鏡を前に、それぞれの感情を抱くことでしょう。
九州国立博物館への期待
井上さんは、九州国立博物館の使命についても触れ、「博物館の活動は、過去の歴史や文化を現在に繋ぐ大切な役割を果たしている」と強調しました。そして、「多くの人々がこの特別展に足を運び、地元や全国各地から太宰府天満宮と共に訪れてほしい」と願いを込めました。
展覧会の詳細
特別展「卑弥呼の鏡」は、1800年前の弥生時代を舞台に、卑弥呼が中国の魏に送り込んだ使者の結果として授けられた「銅鏡百枚」を紹介しています。中でも、「三角縁神獣鏡」は卑弥呼やヤマト王権の成立に深く関与しており、その歴史的背景が本展では最新の研究成果と共に明らかにされます。
会期は2026年10月31日から2027年1月11日まで、会場は九州国立博物館(福岡県太宰府市石坂4-7-2)です。詳しい情報は公式サイトで確認できます。
この特別展は、歴史を学ぶだけでなく、視覚的な楽しさも提供することが期待されています。九州が持つ歴史の深さを多くの人に体感してもらいたいものです。