株式会社宝島社は、60歳以上の女性向けムック本「60歳・100のこと」シリーズの最新刊『60歳からいつもご機嫌でいるための100のこと』を2024年6月26日に発売しました。
このシリーズは、60歳以降の人生を豊かに生きるためのヒントやアドバイスを、専門家だけでなく、同世代の女性へのアンケートをもとに作成されています。
シリーズ第1弾『60歳すぎたらやめて幸せになれる100のこと』は、発売と同時に全国の書店で売上1位を獲得し、2022年上半期で最も売れたムック本となりました。
最新刊のテーマは「ご機嫌でいること」。「イラッとする時間がもったいない!」をコンセプトに、自分の機嫌を自分でとるためのヒントやアイデアを100例集めました。
具体的な例として、不機嫌な人に振り回されない方法では、夫の顔をアニメキャラクターに置き換えてみる、人気ドラマの主人公になりきってみるなど、ユニークなアイデアが紹介されています。
また、不機嫌になってしまったときの対処法として、好きなスポーツ選手を思い浮かべて気持ちを切り替える、過去の恋愛を思い出して気分転換する、イライラの原因を書き出して破り捨てるといった方法が紹介されています。
さらに、習慣や暮らしで機嫌を上げる方法、居心地の良い住まいの作り方、お金の不安を解消する方法、健康面への対策、上手な終活の方法など、幅広いテーマについて解説しています。
心理学指導者、脳科学者、精神科医、一級建築士など、各分野の専門家からのアドバイスも掲載されており、科学的な根拠に基づいた内容となっています。
本書では、ご機嫌になるための具体的な方法だけでなく、不機嫌になること自体は悪いことではないという考え方や、ポジティブな言葉を意識することで幸せな状況を作り出すことができるという脳科学的な裏付けも紹介されています。
編集担当者によると、この本は、いつもご機嫌な人、なぜかいつも不機嫌な人、その違いはどこから来るのかという疑問から生まれたそうです。アンケート調査の結果、いつもご機嫌な人でも、心の中では不満を抱えている人もいることがわかりました。
本書は、読者が共感したり、クスッと笑って参考になるような企画を目指して作られています。
『60歳からいつもご機嫌でいるための100のこと』を読んだ感想は、まさに「ためになる!」の一言でした。
60歳という年齢は、人生の新たな章を始める時期であり、同時に様々な変化や課題に直面する時期でもあります。そんな時期だからこそ、心身ともに健康で、そしてご機嫌で過ごすことが大切だと改めて感じました。
本書では、具体的な事例や専門家の意見を交えながら、ご機嫌でいるための様々なテクニックを紹介しています。
例えば、夫の顔をアニメキャラクターに置き換えてみるという方法や、好きなスポーツ選手を思い浮かべて気持ちを切り替えるという方法は、ユニークでありながら効果的な方法だと感じました。
また、脳科学的な根拠に基づいた内容も興味深く、ポジティブな言葉を意識することで前向きな思考が育ち、幸せな状況を作り出すことができるという点は、実践してみたいと思いました。
本書は、単に「ご機嫌でいましょう」という漠然としたメッセージではなく、具体的な方法や考え方、そして科学的な根拠を示すことで、読者に具体的な行動を起こすためのヒントを与えてくれます。
「60歳・100のこと」シリーズは、毎回具体的なテーマを設定し、読者にとって役立つ情報を提供していますが、今回の最新刊は、年齢を重ねても前向きに人生を楽しみたいという読者にとって、特に役に立つ内容だと思います。
年齢を重ねても、ご機嫌で過ごすことは可能です。本書を参考に、自分なりのご機嫌の取り方を発見し、充実した日々を送っていきましょう。