泉佐野市で開催されたスポGOMI大会の魅力
12月1日、泉佐野市のりんくうプレミアム・アウトレットでは、ゴミ拾いを競技化した「スポGOMI大会」が開催されました。このイベントは、泉佐野市とアウトレットが共同で行っており、参加者が街の美化に貢献する素晴らしい機会を提供しています。今回で2回目となるこの大会には、86名の選手が20チームに分かれて参加しました。
開会式と競技のスタート
大会は泉佐野の副市長、真瀬三智広氏による挨拶で幕を開けました。参加者たちは「ゴミ拾いはスポーツだ!」という掛け声のもと、外周約3.1kmのエリアでの競技へと進みました。晴れ渡った青空の下、家族連れや海外からの参加者ら様々な人々が集まり、楽しそうな雰囲気が漂いました。
ゴミの回収結果
参加者たちは、大阪湾を望むりんくうプレミアム・アウトレット周辺や、近隣の歩道などを巡り、制限時間1時間内にゴミを拾いました。総重量はなんと71.65kgにも達しました。その中で、地元清掃会社のチーム「SO魂club弐」が優勝し、回収量は約6.33kgでした。上位チームには「プレミアム・アウトレットお買い物券」や、泉佐野市内の加盟店で使用できる「さのぽポイント」が贈られました。特別賞として「泉佐野市賞」や「プレミアム・アウトレット賞」も用意されており、参加者には嬉しい報酬がもたらされました。
参加者の感想
優勝チームの選手は「昨年よりも多くのゴミを拾い、優勝できて嬉しい」と語りました。また、他の参加者も「ゴミを拾うのがこんなに楽しいとは思わなかった」といった声を寄せました。タバコの吸い殻や落ち葉が多く、最後のゴミの量を測るところが面白かったという子供の感想もあり、幅広い年齢層の参加者たちがそれぞれの経験を楽しんでいた様子が伺えました。
環境保全への取り組み
このように、スポGOMI大会は楽しさと同時に、環境保全の大切さを再認識させてくれる貴重な時間でもあります。参加者たちは身体を動かしながら、地域の自然環境を守ることに貢献できた意義を感じていました。大会の閉会式では、地元出身の村上尚美さんが挨拶し、今後も環境保全の活動に力を入れていく姿勢を表明しました。
スポGOMIとは
スポGOMIは、日本独自のエコスポーツで、「スポーツで街をきれいにする!」という理念のもと、参加者がチームで協力してゴミを拾い、量や質で競い合います。子供から大人まで誰でも楽しめるこのイベントは、世界中で親しまれ、累計参加人数はのべ10万人を超えています。今後も、泉佐野市やりんくうプレミアム・アウトレットは地域との連携を強め、サステナブルな社会の実現に向けた活動を続けていくことでしょう。