八咫烏外伝『かりんみず』配信
2024-07-08 12:05:28
「八咫烏シリーズ外伝」最新作『かりんみず』配信開始!藤波の過去が明らかに
株式会社文藝春秋は、阿部智里氏による人気シリーズ「八咫烏シリーズ」の外伝最新作『かりんみず』を、電子書籍として2024年7月8日(月)から配信開始しました。
『かりんみず』は、NHK総合でアニメ化され話題となった「八咫烏シリーズ」に登場する藤波の過去を描いた作品です。6月末に前半のクライマックスを迎えたアニメで、藤波のその後が気になっている方も多いのではないでしょうか?
『かりんみず』は、文芸誌『オール讀物6月号』に先行掲載され、発売と同時に大きな話題となりました。伝説級の後日談として、ファンから熱い注目を集めています。
阿部智里氏は、藤波の内面を深く掘り下げ、彼女の心の奥底に迫る物語を紡ぎ出しました。作者自身も「藤波の話を書きたい」という強い思いを抱きながらも、彼女の心を尊重し、丁寧に描写したとコメントしています。
『かりんみず』の舞台は、山神さまによって開かれたと伝えられる世界・山内。この地を司る族長一家が宗家であり、その長は金烏です。有力貴族の四家によって東領、西領、南領、北領が治められており、住人たちは卵で生まれ、烏の姿に転身することもできます。通常は人間と同じ姿で生活をしています。
『かりんみず』の主人公は、中央城下の薬種屋の次男坊・章次。高貴な姫に仕える姉が急死したことをきっかけに、周囲の人々が口を閉ざし始めるなど、謎めいた出来事が起こります。
「八咫烏シリーズ」は、人間の姿に変身することができる八咫烏の一族が、異世界・山内を舞台に活躍する和風ファンタジーです。平安王朝風の華やかな文化と、魅力的なキャラクターたちが織りなす壮大な世界観が魅力です。
アニメ化された「烏は主を選ばない」は、2024年4月から放送開始され、多くの視聴者を魅了しました。
「八咫烏シリーズ」の外伝は、文芸誌「オール讀物」に定期的に掲載されており、本編では語られることのなかった登場人物たちの過去や恋模様が明らかになります。外伝は「八咫烏」ファン必読の内容として、電子書籍配信後も大きな反響を呼んでいます。
『かりんみず』は、電子書籍として主要な電子書店で配信されています。価格は200円(電子書店によって異なる場合があります)。「八咫烏シリーズ」の世界をさらに深く知りたい方は、ぜひ『かりんみず』をお読みください。