新しい米の楽しみ方!タナカヒロカズの青田買い販売開始
タナカヒロカズ株式会社が、令和のコメ騒動を受けて新たな試みを始めました。その名も「タナカヒロカズ新新新米」。7月末に収穫が予定されているこの新米の青田買いの受付が、6月30日からスタートしました。販売価格は22,000円(送料別、税別)で、初回購入は1回限り、限定100名の特別販売となります。
この新米は、鹿児島県日置市近隣の南さつま市金峰町で育てられています。早場米として知られるこの地域のお米は、粒が大きく、もっちりした食感が特徴。生産者である田中宏和さんは、「自分で作った新米を食べると、外食する気になれないほど美味い」と自信満々です。昨年のトピックにもあったように、最近多くの農家が食用米から加工用米に切り替えている中、「タナカヒロカズ新新新米」は、地元の水で育った特別なお米です。
米の需要と供給の不均衡は、国の政策にも影響されていると言います。「米不足は政策のせい?」、そんな問いかけもあったのです。それでも、タナカヒロカズカンパニーは、生産者の顔が見える、安心で美味しいお米を提供したいという熱意をもって、直接消費者に届ける方法を模索しています。これにより、生産者と消費者が協力し合い、持続可能な関係を築いていくことが目指されています。
新米の青田買いは、単なる買物ではなく、消費者が農家を支援する一助とも言える新しい買い方。半俵(30キロ)の玄米が基本ですが、玄米派でない人向けに、追加料金で白米の精米サービスも用意されています。この新たな試みは、業界の流通システムに新しい風を吹き込み、音楽で言うメジャーレーベルに対抗するインディーズレーベルのような存在になることを目指しています。
また、30キロは大容量ですが、冷暗所に長期保存することができ、必要な分を友人や家族と分け合うことが推奨されています。さらに、毎年8月の暑気払いに米を贈る文化を背景にしたギフトの実用性も忘れてはいけません。タナカヒロカズカンパニーとしては、ただお米を売るだけでなく、米を通じた愛情表現や、友情を深める手段としても提案しています。
さらに、購入者には特典として、「タナカヒロカズトレカ」が同封されます。これは、現代の農業や農作物に関心がある方にはたまらないサプライズです。トレカは、地域の農業者や、つながりを持つ人々のコミュニティを感じさせるアイテムとなり、購入の楽しみが増えます。
この取り組みの背景には、「一生懸命に育てた農作物が安くしか売れない」という農家の悩みがありました。それに応える形で、タナカヒロカズ株式会社は新しい流通モデルを確立しようともがいています。これからも多くの農家との連携を深め、「おもしろい未来をつくる」ことを目指していくことでしょう。
今年の夏は、タナカヒロカズの新新新米を通じて、食卓に新たな喜びをもたらすチャンスです。ぜひ、青田買いでその美味しさを体験してみてはいかがでしょうか。期待に満ちた夏の到来を感じさせる新米をどうぞお楽しみに!