アスエネ、新任取締役と執行役員に優れた人材が就任

アスエネ株式会社が新たに取締役にCFOの間瀬裕介氏が就任し、さらには執行役員としてマーケティング責任者の西村亮氏が加わることを発表しました。この人事異動は、同社が事業成長と持続可能な開発を推進するための重要なステップと言えるでしょう。

人事異動の背景と新任者のプロフィール

アスエネは、「次世代によりよい世界を。」というミッションのもと、複雑なCO2排出量の見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」や、持続可能なサプライチェーンのESG評価サービス「ASUENE ESG」を提供しています。これらのサービスは、国内外での成長を目指すアスエネにとって非常に重要です。

新任取締役CFOの間瀬氏は、東京工業大学大学院卒業後にみずほ証券でのM&Aやストラクチャードファイナンスに従事。その後、カーライル・ジャパンでのバイアウト業務や、シアトルのヘッジファンドでの株の投資実行を経て、2023年11月よりアスエネのCFOとして迭立しました。間瀬氏は、企業のファイナンス戦略において豊富な経験を活かし、さらなる事業成長の推進に寄与することが期待されています。

また、執行役員マーケティング責任者として就任する西村氏は、東京工業大学を卒業後、ワークスアプリケーションズやグーグルでの営業やマーケティング業務を担当してきました。特にグーグル・クラウド・ジャパンではマーケティング部長として豊富な実績を残しており、その知識とスキルでアスエネのブランド戦略をさらに強化する役割を担うことになります。

アスエネの成長戦略

アスエネの主力サービスである「ASUENE」は、現在9,000社以上に導入されており、日本国内におけるCO2排出量見える化サービスでの累計導入社数がトップの座についています。この成果はまさに、今後の成長を支える土台となるでしょう。また、ESG評価サービス「ASUENE ESG」も企業のサプライチェーンにおけるESG経営をサポートし、信頼性の高い評価を提供します。

今後、間瀬氏と西村氏のリーダーシップのもと、アスエネはAPACやアメリカ市場を含むグローバルな展開を進め、持続可能な未来への挑戦を続けることが期待されています。環境意識が高まる中、企業がどのように社会的責任を果たしていくのか、その動向に注目が集まります。