多要素認証を強化したUserLock 12.2がついにリリース
株式会社オーシャンブリッジが、Active Directoryと連携したログイン管理ソリューション「UserLock 12.2」を7月10日にリリースしました。この新バージョンは、デスクトップエージェントを通じて多要素認証(MFA)を実装し、より安全で効率的なログイン管理を提供します。
UserLock 12.2の主な機能
1. カスタム資格情報プロバイダーの追加
UserLock 12.2では、デスクトップエージェントに新しいカスタム資格情報プロバイダーが導入され、ログイン画面は日本語にも対応し、Windowsの標準に近いユーザビリティを実現しました。これにより、ユーザーは直感的な操作が可能になり、よりスムーズなログイン体験が得られます。
2. UACプロンプトへのMFA適用
また、UAC(ユーザーアカウント制御)画面でも多要素認証を適用できるようになりました。これにより、管理者権限が必要な作業を行う際のセキュリティが格段に向上しました。サイバー攻撃が進化し続ける中、ランサムウェアやマルウェアの危険から企業を守るために、この機能は非常に重要です。
3. 日本語対応の対話型セッション
デスクトップエージェントの画面が日本語に対応し、より多くのユーザーが利用しやすくなりました。他の言語のサポートも期待されますが、初めての日本語化により、国内市場への適応が進むでしょう。
4. その他の新機能
新しいMFA初回登録の強制オプションが追加され、ログイン時のウェルカムメッセージの表示が変更されました。これにより、ユーザーに対する手順の明確化が図られ、さらなる使いやすさが追求されています。また、エージェントの自動配布が有効な環境では、アップグレード後に自動配布が無効化されることにも注意が必要です。
Active Directoryとの連携
UserLockは、社内ネットワーク内でActive Directoryを利用し、ユーザーと端末の一元管理を実現します。従来のグループポリシーだけでは複雑な設定が必要とされるため、ITに詳しくない担当者では管理が難しいこともありました。UserLockを導入することで、より簡単にログインを管理し、セキュリティを強化できます。
オーシャンブリッジの概要
株式会社オーシャンブリッジは「つかえるITを、世界から。」というミッションのもと、国際的に認知されている海外製ソフトウェアの導入とサポートを行っています。ついにリリースされたUserLockは、その代表的な製品の一つです。オーシャンブリッジは、数多くの企業に対して高いセキュリティを提供し続けています。
結論
UserLock 12.2は、強化された多要素認証機能を通じて、企業のログイン管理を一新する注目の製品です。今後、この進化したソリューションが多くの企業においてどのように利用されるのか、期待が高まります。新しいセキュリティ戦略に関心がある方は、ぜひUserLockの詳細を確認してみてください。