小林製薬による「紅麹コレステヘルプ」回収命令
2024年3月26日、大阪市保健所が食品衛生法に基づいて小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」に対して回収命令を発出しました。この回収命令は、紅麹関連製品に対する信頼性を揺るがす重要な行政処分であり、その影響は多くの企業や消費者に及びました。株式会社薫製倶楽部(岡山県)は、大阪市保健所に対して照会と情報公開請求を行い、その結果について報告しました。
行政不服審査請求の提出と進展状況
薫製倶楽部は2026年1月29日に、大阪市保健所に対して回収命令の再審議を求める行政不服審査請求を提出しました。しかし、提出から約5ヶ月が経過した2026年6月現在、審査の進捗に関する通知は一切行われていない状況です。同社はこの件について疑義を申し立てており、透明性を求めている姿勢を示しています。
重要な時系列
1.
2024年3月26日 - 大阪市保健所による回収命令発出。
2.
2025年以降 - 薫製倶楽部が具体的な根拠を何度も問い合わせ。
3.
2026年1月29日 - 行政不服審査請求の提出。
4.
2026年4月22日 - 厚労省「プベルル酸を原因物質として公表した事実はない」と回答。
5.
2026年6月現在 - 審査の進展について通知なし。
回収命令の根拠となる法的要件
食品衛生法に基づく回収命令には、明確な健康被害のリスクが存在するとの具体的かつ客観的な根拠が必要です。これは単なる推測や疑念ではなく、信頼に足る科学的なデータに基づくものが求められます。しかし、薫製倶楽部の質問に対して、大阪市保健所は具体的な根拠を示すことができていません。
大阪市保健所への質問とその回答
同社は、大阪市保健所に対し回収命令の判定根拠についての詳細を問い合わせましたが、具体的な科学的根拠や法的根拠についての説明は得られていません。市側からの返信では、根拠についての具体的な説明は確認できていないとのことでした。
厚生労働省からの文書不存在
また、行政処分の根拠として挙げられた厚生労働省からの通知についても、薫製倶楽部が情報公開請求を行った結果、文書そのものが存在しないとされました。このことは、行政機関が適切な根拠を持っていない可能性を示唆しています。
厚生労働省の不開示決定とその対応
厚生労働省は、プベルル酸に関する文書については、事務処理上作成または取得した事実がないとし、この文書は公表できないとの不開示決定を行いました。薫製倶楽部は、この通知書の内容を公表し、回収命令の根拠についての確認を行政不服審査請求を通じて求め続ける意向を示しています。
企業情報
株式会社薫製倶楽部の代表取締役である森雅昭氏は、登録販売者や薬剤師の資格を有し、消費者に対しては高い倫理ストンダードで製品の透明性を追求しています。今後も同社は、株式会社としての信頼性を高めるための取り組みを続けることが期待されています。
所在: 岡山県都窪郡早島町前潟611-1
TEL: 086-483-0602
E-mail: [email protected]
公式サイト: 薫製倶楽部