タイの日本料理店「505 House」へのCRMサービス導入
タイ・バンコクに位置する日本料理店「505 House」が、最新のモバイルCRMサービスを導入し、顧客体験の向上を図っています。このサービスを提供しているのは、株式会社バリューデザインという企業で、彼らはキャッシュレスサービスを手掛けるペイクラウドホールディングスの子会社です。
バリューデザインの役割
バリューデザインは、店舗独自の電子マネーである「Value Card」を使用し、すでに日本国内外で12万店舗以上にサービスを展開しています。特にタイ市場においては、LINEアプリを活用した CRM機能を提供しており、これにより店舗はデジタル会員証の運用、顧客属性の管理や販促活動を行うことができるようになっています。現在、同社のサービスを導入している店舗数は、2025年5月時点で約830店舗に達しています。
505 Houseについて
「505 House」は、アラカルトとビュッフェのスタイルで日本料理を提供する隠れ家的な店です。家庭料理の味わいを尊重し、新鮮で質の高い食材を使った料理が特徴です。また、95%以上の料理には自家製の調味料やソースが使用されており、品質にもこだわっています。顧客は、自分の好みに応じたスタイルで多彩な日本料理を楽しむことができます。
メンバーズカードの導入
同店では2025年8月からモバイル CRMサービスを導入し、顧客のリピートを促進するためのメンバーズカードも設定されました。このカードでは、1バーツの支払いごとに1ポイントを付与し、累計ポイントに応じてメンバーランクが向上します。この仕組みにより、リピーターの獲得を目指しています。
ポイントの有効期限は、毎年12月31日までで、顧客は貯まったポイントを使ってサービスを享受することができます。この新たな試みは、顧客の満足度向上だけでなく、ビジネスにも良い影響を与えることでしょう。
結論
タイ・バンコクの「505 House」がバリューデザインのモバイルCRMサービスを活用することで、顧客とのつながりを強化し、さらに魅力的な飲食体験を提供することが期待されています。今後の成長に注目が集まります。