古野電気、漁船や船舶向けに新しいサポートデスクを設立
古野電気株式会社は、神戸に本社を構える企業で、技術革新の象徴ともいえる舶用電子機器を手がけています。このたび、漁船や商船、官公庁向けの製品に特化した『フルノサポートデスク』を2025年9月より設立します。この新しい取り組みは、日々の業務で舶用電子機器を使用するお客様が、海の現場でも安心して製品を活用できるようにすることを目的としています。
専門知識を持つ技術者が直接対応
新たに設置されるフルノサポートデスクでは、当社の製品を利用するお客様が直面する技術的な課題に、専門の技術系社員が直接相談に応じます。これまで、お客様からの技術的な問い合わせは営業担当者が対応していましたが、専門的な質問については回答までに時間がかかることがありました。これに対して、2024年から試験的にスタートしたサポートデスクの導入は、将来的なニーズに応えるための第一歩となりました。
サポートデスクの必要性が浮き彫りに
実際に、試験運用時には、特にプレジャーボートや商船向けの製品に関連する問い合わせが月間100件を超えるという結果が出ました。これらの結果から、専門窓口の必要性が明確になり、満を持して『フルノサポートデスク』の本格運用を開始する運びとなりました。このデスクでは、取扱説明書では理解しづらい内容のサポートや、オプション品の選定の相談、さらには製品の初期設定や操作方法に関する質問など、多岐にわたるサービスを提供します。
サポートデスクの利用案内
フルノサポートデスクは、月曜日から金曜日までの平日限定で運営され、対応時間は午前9時から12時、そして午後1時から5時となります。利用者は0570-000-753(ナビダイヤル)に電話をかけることで、技術者との直接のやりとりが可能です。ただし通話料は利用者負担ですのでご注意ください。対応言語は日本語で、本サポートデスクは漁船や商船、官公庁船、プレジャーボート向けの製品を使用しているお客様を対象にしています。
古野電気のビジョン
古野電気は、1948年に世界初の魚群探知機を実用化し、以来舶用電子機器分野で数々の革新を遂げてきました。今までに90カ国以上で展開する販売体制を確立し、舶用電子機器の総合メーカーとしての地位を確立しています。今後も『安全安心・快適、人と環境に優しい社会・航海の実現』を事業ビジョンに掲げ、顧客との密接な対話を通じて製品やサービスのクオリティ向上を図り、企業としての価値向上を目指しています。
詳細は、
フルノサポートデスク特設ページをご覧ください。