ベルーナが「マイワインクラブ」公式サイトにContentsquareを導入
株式会社ベルーナ(本社:埼玉県上尾市)は、独自のワイン専門通販「My Wine Club(マイワインクラブ)」の公式ショッピングサイトに、デジタル体験アナリティクスのリーディングカンパニー、Contentsquare(コンテンツスクエア)を導入したことを発表しました。この取り組みは、顧客体験の向上を目的としており、データの利活用を通じてビジネス戦略を強化することを目指します。
「マイワインクラブ」は、同社の販売チャネルの中でも特に多くの顧客データを保有しており、このデータを迅速に活用できるため、顧客のニーズをより的確に把握できる魅力的なプラットフォームです。具体的には、独自の仕入れルートや限定商品など、公式サイトならではの強みを活かし、今後のデジタルマーケティングを強化し、個々の顧客に対してよりパーソナライズされた提案を行うことを目指しています。
以前の課題とContentsquareの導入
これまで「マイワインクラブ」では、多くのユーザーの行動が可視化されていなかったため、改善施策が主観的になりがちでした。そこで、ベルーナは全員が簡単に検証と分析を行えるツールの導入を検討した結果、Contentsquareを導入することを決定しました。
Contentsquare導入のポイントは以下の通りです。
1.
詳細なゾーン単位の分析:他のツールにはない、サイト内コンテンツの魅力度を評価することが可能で、分析の精度を高めることができます。
2.
視覚的なセッションリプレイ:ユーザーがサイト内でどのように動いているかを直感的に理解できる視覚的な機能。
3.
AI活用によるスムーズな分析:膨大なデータをAIが要約し改善案を提案。これにより、分析にかかる時間を削減し、迅速に施策を進めることができます。
特にAI機能は、誤った判断を防ぎ、迅速なデータに基づく改善活動を行えることがベルーナにとって非常に大きな利点となっています。
今後の展望
「マイワインクラブ」では、まずサイト内の各コンテンツがユーザーに与える影響を調査し、特に売上に影響を与えるページから改善を進めていく計画です。その際、CVR(購入率)を最重要なKPIとし、売上の最大化を図ります。
また、Contentsquareの使いやすいUI/UXを活用し、フロント担当者だけでなく、社内全体で情報を共有することで、お客様目線の主観から脱却し、データ駆動のクリエイティブや商品企画を実現します。
ベルーナ代表者のコメント
ベルーナのグローバル企画室 室長代理、篠原 健志氏は、「オンラインショッピングを運営する上で、売り場作りは重要なミッションです。これまでは、自らの主観でサイトを作り上げてきましたが、やはり顧客の動きを真正面から分析することで、より良い提案が可能になると考えています。Contentsquareを利用することで、真の顧客のニーズに応えられるオンラインワインショッピングを実現したい」と語っています。
このように、ベルーナはコンテンツスクエアの導入により、顧客との関係を深めていく方針です。今後、デジタルマーケティングの強化を通じた顧客体験の改善がどのように進展していくのか、引き続き注目が集まります。