武庫之荘の名パティスリー『リビエール』
兵庫県尼崎市に位置する洋菓子店『リビエール』。このお店は、1982年の創業以来、地元武庫之荘やその周辺で多くのファンに親しまれています。現在は、2代目の西剛紀さんがオーナーパティシエとして、従来のレシピを大切にしつつ、新しい風を吹き込んでいます。
地元密着型の人気スイーツ
リビエールは地域の人々に愛されるスイーツを提供することをモットーにしており、「スイーツ激戦区」とも称される武庫之荘での存在感は圧倒的です。中でも、特に人気を集めているのが猫をモチーフにしたクッキー缶です。お菓子にはそれぞれのストーリーが込められており、その温かさがファンを惹きつけています。
看板商品の「ラングドシャ」
リビエールの看板商品として名高い「ラングドシャ」は、フランス語で「猫の舌」という意味。薄く焼き上げた繊細なクッキーは、一度は生産が中止されたものの、多くの顧客からの復活を求める声に応えて、試作を重ねて再登場しました。この商品は初代シェフと2代目の西さんの思いが詰まっています。
自家製バニラシュガーの魅力
新たに加わった自家製バニラシュガーは、天然のバニラを使用しており、軽やかな味わいに深い余韻をもたらします。口に含むと、風味がふわっと広がり、後を引くおいしさが感じられるのが特徴です。
食感へのこだわり
ラングドシャの魅力はそのサクサクとした食感です。生地に適切な量の空気を含ませることが、食感の良さを生み出す秘訣です。このバランスを保つためには、職人たちの感覚が非常に重要です。適切な空気の量と焼き具合を見極め、理想的な食感を追求します。
焼き加減の工夫
生地をじっくり焼くことで、小麦粉からは香ばしさが漂いますが、バニラの香りや味を残すことは難しい技です。リビエールでは、どちらの香りも引き立たせる焼き加減を見極め、短時間で焼き上げる技術を磨いています。これにより、スイーツの最高の味わいが生まれるのです。
伝統と技術の融合
リビエールでは職人たちが手作りでスイーツを生産しながら、効率化も図っています。このようにして、職人の感覚が大切にされ、技術が継承されています。人の手が生み出す味わいは、他では味わえない特別なものです。
期間限定販売のお知らせ
現在、リビエールの人気スイーツ、苺のラングドシャが大丸京都店で期間限定で販売されています。ぜひこの機会に、兵庫の名物を味わってみてはいかがでしょうか。販売期間は2025年7月23日(水)から29日(火)まで。お菓子1缶(130g)が税込2,300円、ラングドシャ1缶(240g)は税込3,650円です。