IT企業と出版の魅力
2024-08-08 15:53:35

IT企業が語る出版の魅力とは?新たな価値の発見イベント開催

IT企業が織り成す出版の新たな風



最近、IT企業が出版や書店の運営に乗り出すケースが増えています。特に、フリー株式会社、サイボウズ株式会社、株式会社ソニックガーデンなどがその代表格です。これらの企業は、従来の「効率重視」のイメージから一転、物理的な出版物を手掛ける姿勢を示しています。そして、その裏にはそれぞれの理念やビジョンがあります。

9月6日(金)、東京の本屋B&Bで「出版や書店をしているIT企業の人たちがざっくばらんに話す夜」という特別イベントが開催されます。このイベントでは、各社の代表が一堂に会し、出版や書店との関わり方について意見を交わします。特に注目すべきは、内沼晋太郎氏をモデレーターに、IT企業がなぜ出版事業に参入するのか、その背景を語る機会です。

出版の新たな価値を追求するIT企業



たとえば、ソニックガーデンは今年3月に初めての小説「私はロボットではありません」を出版しました。この活動からは、IT企業が持つ新たな視点がどのように書籍制作に生かされているのかが見えてきます。プログラムに則った生産性に裏打ちされた内容ながら、人間味のあるストーリーを持った作品を生み出すことは、IT企業ならではの挑戦と言えるでしょう。

また、freeeは2021年に『freee出版』を設立し、昨年4月には喧噪の中にひときわ目を引く『透明書店』をオープンしました。この書店は、制作から販売まで一貫したプロセスを追求し、1周年にして黒字化を達成したとのことです。この成功は、ビジネスの型に捕らわれない新たなアプローチの賜物です。

一方、サイボウズも2019年に『サイボウズ式ブックス』を立ち上げ、様々な書籍の制作に取り組んできました。そのテーマには多様な働き方や生き方が組み込まれており、企業文化としての柔軟性を強調しています。

登壇者の魅力



今回のイベントには、各社の代表が自身の体験や考えをシェアします。ソニックガーデンの倉貫義人氏は、技術と創造の融合について多くの示唆を与えることでしょう。また、サイボウズの高部哲男氏もどのようにして出版物を通じて企業理念を表現しているのか、深い知見を得ることができるはずです。さらに、freeeの岩見俊介氏はIT企業が新たに手がけた書店の実際について触れ、業界への新しい風を感じさせることでしょう。

地域の文化も意識を



このようなイベントは、単なるビジネスの延長線上ではありません。技術や理念が交わることにより、地域の文化や人々の価値観にも影響を与える可能性があります。IT企業が出版に関与することで、新たな文化的な運動が生まれることを期待したいところです。

読者の皆さん、ぜひこの貴重な機会に参加してみてはいかがでしょうか。これまでになかった視点で物事を見ることができるかもしれません。また、このような対話の中で、未来のビジネスのアイデアが形作られることもあるでしょう。新たな観点や価値観を一緒に探求する夜となることに期待が高まります。

参加申し込みはこちらから行えます。詳しい内容や参加方法も掲載されているので、興味のある方は是非チェックしてください!


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会社情報

会社名
フリー株式会社
住所
東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 21階
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