クラスコグループの全社キックオフ「DO IDEA VISION DAY」開催
2023年度の幕開けを迎え、クラスコグループは「DO IDEA VISION DAY」を開催しました。このイベントは、石川県金沢市に本社を置くクラスコグループが全社員とのコミュニケーションを深めるための重要な機会とされています。代表の小村典弘氏が新年度の展望を発表し、グループ全体の未来戦略を共有しました。
未来への新たな挑戦
今期の中核となるのは「AI活用の加速」と「人材価値の最大化」です。クラスコは今後3年間で社員の平均年収の向上や働き方改革を進め、顧客には収益最大化のための提案を積極的に行うことで、不動産業界に新しい基準を設立することを目指しています。
特に、人口減少や人手不足、インフレなど、業界が直面する課題に対して、テクノロジーや人材への投資を通じた変革の重要性を強調しました。
AIを導入した業務改革
「すべての業務にAIを」というスローガンのもと、クラスコはAIを業務に取り入れることで、効率化だけでなく、思考や創造性を豊かにするパートナーと位置づけています。特に、不動産オーナーの収益アップに特化した「家賃アップ管理プラン」を推進し、オーナー、入居者、クラスコの三者にとっての価値を向上させる戦略を打ち出しました。
成果と数字に見る変革の証
昨年度の売上は67億円から75.7億円へと大幅に成長し、この成果が変革の実行力と戦略の正しさを示しています。イベントでは、各事業部が前年度の成果と今期の計画を具体的に共有し、収益性と入居者満足度の向上に向けた施策を誇示しました。
社員への還元を徹底
企業成長における人材の重要性を再確認し、クラスコでは社員への還元強化に力を入れています。2030年までに平均年収600万円を目標に掲げ、働き方の見直しや年間休日の増加、次世代型給与制度の導入を進めていく方針です。
AI活用アワードの開催
クラスコはAIを活用した業務改善の文化を根付かせるため、「AI活用アワード」を開催しました。全163件のエントリーから選ばれた8チームは、日常業務改善に向けた創造的なアイデアを披露し、今後のAI活用の可能性を示しました。
ビジョン「GO 100」の策定
さらに、2030年に向けた中長期ビジョン「GO 100」も発表され、売上100億円、平均年収600万円、年間休日120日という3つの具体的目標を掲げました。これは、社員の成長と企業の持続可能な発展を両立させるための基盤となる重要な挑戦です。
代表取締役社長の言葉
小村社長は「AIは効率をもたらすだけでなく、人との関係性を深めるために活用すべき」と述べ、真のプロフェッショナル集団を目指す姿勢を表明しました。これを実現するために、今後とも社員一人ひとりが企業の成長に貢献するよう取り組んでいくことが強調されました。
クラスコグループの進化と挑戦は今後ますます注目を集めることでしょう。