サイボウズが新たな福祉拠点を支援
サイボウズ株式会社は、千葉県習志野市に開設予定の新型福祉拠点「実籾パークサイドハウス」に対し、3,330万円の寄付を行ったことを発表しました。この施設は、児童養護施設や一時保護所、ショートステイサービスを提供し、子どもたちの包括的な支援を目指しています。
キントーンバスケットコートの設立
寄付により、施設内に設けられるバスケットボールコートには「キントーンバスケットコート」という名称が付けられました。このコートは、施設に通うすべての子どもたちが利用できるよう設計されており、10年間にわたってネーミングライツが確保されます。サイボウズは、「子どもたちが安心して生活できる環境を提供する」という理念のもと、持続的にこのプロジェクトを支援していく意向です。
社会的取り組みの背景
サイボウズは、「チームワークあふれる社会を創る」という企業理念のもと、様々な社会課題に取り組んでいます。その一環として、2018年からは虐待防止のために活動している機関に対し、クラウドサービスを5年間無償で提供する特別プランを設けています。このような活動を通じて、保護された子どもたちの受け入れ場所が不足している現状を理解し、福祉楽団の新しいプロジェクトに共感を示しました。
実籾パークサイドハウスの概要
新たに開設される「実籾パークサイドハウス」は、児童養護施設や一時保護所にとどまらず、親子の支援や高齢者のためのグループホーム、地域交流スペースなども整備される予定です。この複合施設により、多世代が交流できる新たなコミュニティの形成が期待されています。
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竣工内覧会とオープニングイベント
施設の開設に伴い、さまざまなイベントも予定されています。内覧会やキントーンバスケットコートでの記念試合、サイボウズの青野慶久社長によるトークイベントなどが行われる予定です。以下は主な日程です:
- - 2月28日 (金): 内覧会 (福祉関係者、行政関係者、近隣住民のみ参加)
- - 3月1日 (土): 内覧会、記念試合
- - 3月2日 (日): 内覧会、記念試合及びトークイベント
詳細な参加方法については、
こちらをご覧ください。
サイボウズのメッセージ
サイボウズの執行役員である中村龍太氏は、「実籾パークサイドハウスは、子どもたちが安心して過ごせる場所であり、従来の子ども福祉の枠を超えた新しい家族の形を作る重要なプロジェクトです」と述べています。今後もサイボウズは、安全で豊かな成長を促進するための支援を続けていくとしています。