AIチャットボット「askrun」が進化
株式会社ベーシックが提供するAIチャットボット「askrun」が9月1日より新機能「Agentic RAG」を導入しました。この新エンジンにより、AIの回答精度が飛躍的に向上し、問い合わせ対応の効率性が改善されました。
背景:AIチャットボットの課題
AIチャットボットは、ヘルプページやFAQから情報を取得し、ユーザーの質問に答える仕組みを持っています。しかし、従来の技術では、質問文に基づいた検索結果が不十分な場合、適切な情報を見つけ出せないという壁がありました。たとえば、「途中でやめたらお金は戻りますか?」という質問に対し、関連する規約を見逃すことがあったのです。
このような問題を背景に、ユーザーからは「AIチャットボットの精度に不満がある」といった声が多くあがっていました。
Agentic RAGの革新
新しく導入された「Agentic RAG」は、AIが自ら調査し直すことができる機能です。AIは質問に対して資料を一度検索するだけではなく、必要に応じて最大3回まで再検索を行うことが可能です。これにより、より正確な情報に基づいた回答を自律的に生成することができるようになりました。
具体的には、AIは登録された資料をもとに、見つけた情報が回答に適切か判断した上で、不足している情報があれば自ら調べ直す仕組みを採用しています。これにより、「登録した資料に基づいて回答できない」という問題が大幅に解消されます。
成果と検証結果
株式会社ベーシックの検証によると、Agentic RAG導入後、回答できる割合は80%から90%に増加し、逆に回答不能な割合は20%から10%に減少しました。これにより、ユーザーが直面する「答えが見つからない」というフラストレーションが軽減される見込みです。
顧客情報へのアクセス
また、askrunを利用すれば、顧客情報や契約情報を活用して個別の質問にも対応可能となりました。例えば、「私のプランはいつまで?」や「先日の注文はどうなった?」といった具体的な問い合わせにも、データベースと連携して的確に回答できるようになります。
この機能は、特別な設定を必要とせず、社内のカスタマーサポートチームが簡単に利用できる設計になっています。顧客データを安全に管理し、回答の精度を高めることができる点でも、企業にとって魅力的な機能です。
安全性への配慮
AIが自律的に判断することで、意図しない動作を避けるための安全設計も施されています。探し直しは最大3回までであり、それ以上の調査は行わず、ユーザーに安心感を提供します。さらに、AIがどのような情報をもとに回答したかも確認できる管理画面が用意されています。
まとめ
askrunは、今後も進化を続け、企業の問い合わせ対応をより簡潔かつ効率的にサポートします。今回の新機能「Agentic RAG」によって、回答精度の向上だけでなく、顧客情報を活かした応対が可能となり、企業と顧客とのコミュニケーション向上に貢献します。
詳細はこちらのウェブサイトからご確認ください:
askrun。