中国市場に進出する『フルグラ®』のOEM生産
カルビー株式会社が、2026年5月から中国市場で『フルグラ®』の現地OEM生産を開始すると発表しました。この動きは、日本のスナック菓子メーカーとしての地位を世界的に確立するための一環として位置付けられています。
背景と戦略
カルビーは「2035ビジョン」を掲げ、将来的には「世界の“SNACKING COMPANY”」として成長を目指しています。「Accelerate the Future」という戦略の下、中国市場へのアプローチを進化させることに重点を置いており、輸入依存度を抑え、現地パートナーと連携した事業の地域化を進めています。
2019年6月から始まった地産地消プロジェクトの一環として、スナック菓子メーカーと提携し、早速「Jagabee」の現地製造・販売が実現しました。今回、2025年11月に発売した「マイグラ®」についで『フルグラ®』の生産が決まり、これにより更なる進化を遂げることとなります。
『フルグラ®』の魅力
『フルグラ®』は、オーツ麦を主成分とし、数種の穀物を香ばしく焼き上げたグラノーラで、フルーツの甘みと酸味が絶妙に組み合わさっています。1991年の発売以来、日本国内のシリアル市場を牽引し続けてきました。特に、近年日本を訪れる観光客が増えたことで、2020年には越境Eコマースを通じて中国市場への輸出が始まり、その人気は高まっています。
今後の展開
現在、現地OEM生産を進めることで、価格面や品質面での安定を図り、消費者に近いタイミングでの商品提供が可能となります。また、原材や製造過程の調整を行い、日本の味を再現する工夫を続けることが大切です。
2026年4月には生産が開始され、5月末には中国国内の店舗での販売がスタートする予定です。新たな300g入りのパッケージで、現地の消費者ニーズに応えながらキッチンに馴染む商品となります。
カルビーの未来
カルビーは1949年に設立され、以来自然の恵みを大切にし、人々の健やかな生活に貢献することを目指してきました。100年を超えて成長し続けるため、革新に挑戦し続ける姿勢が企業の原動力となっています。今回の動きもその一環であり、次世代の食文化を創造するための大きな一歩となるでしょう。新たな食の未来に向かって、カルビーはさらなる挑戦を続けていきます。