HEROZが技術支援したAIクレーンゲームが話題に
HEROZ株式会社は、日本工学院八王子専門学校との協力により、革新を遂げたクレーンゲーム『AIおもてなしクレーンゲーム「金箱クレア」』を展示した。これは、AI技術を用いた新たな遊び方の提案を目的としており、従来のクレーンゲームに変革をもたらす試みである。
AIおもてなしクレーンゲーム「金箱クレア」
「金箱クレア」は、HEROZの技術支援を受けた学生たちの手によって制作されたプロトタイプだ。このクレーンゲームでは、AIコンシェルジュがプレーヤーのプレイ状況を常に分析し、個別に最適なアドバイスを提供する。従来は固定された難易度が主流だったが、このゲームではプレーヤーに選択肢を与え、より柔軟で楽しい体験を提供。
例えば、アームの強さを調整するかどうかを問うことで、プレーヤーは自分の状況に応じたチャレンジを選んでプレイできる。この新しい体験が誕生した背景には、学生たちのアイデアとHEROZの技術が融合している。
展示会の様子
このプロトタイプは2月21日から23日に開催された「日本工学院卒業展2025」で展示された。来場者は多く、実際にクレーンゲームを楽しんだ。参加者からは「クレアちゃんが可愛く、提案が的確で景品を獲得しやすかった!」との声が寄せられ、この新しいタイプのクレーンゲームに対する期待が寄せられた。
開発に参加した学生の一人は、「自分たちが作ったゲームで歓声が上がったときは、まさに開発者になった気分だった。お客さんのプレイを見て、さらに改良のアイデアが次々と浮かんできた。」と感想を述べた。このように、開発の過程での学びも大きかったようだ。
今後の展開
『金箱クレア』は、2月28日から3月2日まで蒲田キャンパスでも展示される。無料入場で、多くの人々に楽しんでもらう機会となる。
さらに、HEROZは単なる技術支援にとどまらず、プロジェクトマネジメントの視点からもサポートを行っていく考えだ。この協力関係によって、学生たちはより実践的なスキルを身につけられる機会を得る。
日本工学院とのパートナーシップ
HEROZは日本工学院と連携し、AI教育の発展にも貢献している。これにより、学生たちがヒットプロダクトを創出する能力を育てる教育革新プロジェクト「Vision Craft」に参加している。このプロジェクトには、著名なゲームクリエイター「コヤ所長」も携わっており、学生たちの創造力を促しています。
HEROZのビジョン
HEROZは、AI技術の活用を通じてビジネスや産業の将来を切り拓くことを目指している。その一環として、AIの研究開発や実践的な応用を継続的に進め、社会に新たな価値を提供し続ける。これらの取り組みが、次世代のクリエイターたちにどのような影響を与えるのか、今後の動きに注目が集まる。