古紙リサイクルと油削減が叶える「揚げないコロッケ」自販機の魅力
環境意識を高める取り組み
昨今、私たちの生活において環境問題への関心が高まっています。特に、「SDGs(持続可能な開発目標)」の実現に向けて、私たちが何か行動を起こすことが求められています。そんな中、和歌山県に新たに登場した「揚げないコロッケ」自動販売機が、環境に優しい取り組みを象徴する存在となっています。この自販機は、古紙リサイクルの拠点「紙の杜」に設置され、廃油を使わずに調理されたコロッケを提供しています。人々が手軽に美味しい食べ物を選べることを可能にしつつ、環境問題について考える機会を提供しています。
誰でも簡単に調理が可能
新しいコロッケは、電子レンジでたったの1分加熱するだけで出来上がります。このため、お子様でも安心して簡単に調理することができます。冷凍されたコロッケは、揚げたての味わいを短時間で楽しむことができるのが大きな魅力です。デリバリーや外出の手間をなくし、24時間いつでも購入できる自販機は、忙しい現代人にとって心強い味方です。プロの味を自宅で軽やかに楽しめる手軽さから、特に子育て中の家庭にとってはお助けアイテムとして重宝されています。
サクサク感を追求
この「揚げないコロッケ」は、ただの冷凍食品ではありません。冷凍技術には、ブラストチラー(急速冷却機)を用いることで、食材の美味しさと食感を最大限に引き出しています。肉厚のコロッケは、揚げたてのサクサク感を実現。冷凍後も、その食感がしっかりと残っており、いつでも揚げたての風味を楽しむことができます。
老舗精肉店が誇る高品質
このコロッケを手がけるのは、和歌山県にある老舗精肉店「松牛」です。100年以上の歴史を持つこのお店は、国産黒毛和牛をメインに扱っており、肉質と味の追求には並々ならぬ情熱を注いでいます。特に「肉の鬼」と称される店主は、コロッケの為にすら厳選した黒毛和牛を使用。すき焼きコロッケに含まれる和牛は30%にも及び、そのお肉の旨味がダイレクトに伝わります。さらに、蒸したじゃがいもをオーブンで焼く「焼き芋コロッケ」は、旨味を引き出す工夫が施されています。
全国どこでも味わえるチャンス
この新しい「揚げないコロッケ」の自販機は、2023年1月29日より稼働を開始します。松牛本店を含む和歌山県内の「紙の杜」各センターに設置され、計5台が稼働。人気のあるこのコロッケは、百貨店の催事でも行列ができるほどの人気で、わずか1週間で20000個も販売された実績があります。その味を気軽に楽しめるチャンスは、食通にとっては見逃せない要素になるでしょう。
自販機の設置場所
- - 松牛本店前: 岩出市野上野35−60
- - 紙の杜新中島センター: 和歌山市新中島155-1
- - 紙の杜弘西センター: 和歌山市弘西1125-4
- - 紙の杜紀州高野センター: 橋本市高野口町名古曽596-1
- - 紙の杜津秦センター: 和歌山市津秦251-2
このユニークな取り組みが、今後の食文化や環境意識の変革に寄与することを期待しています。是非、和歌山に訪れた際には、自販機で手軽に買える「揚げないコロッケ」を味わってみてください。