V・ファーレン長崎の未来
2024-09-17 18:48:04

V・ファーレン長崎サポーターと共に築くアップサイクルの未来

V・ファーレン長崎サポーターと共に築くアップサイクルの未来



最近、長崎県のサッカーチーム「V・ファーレン長崎」と廃棄物処理・リサイクルを手掛ける有限会社菅原産業が提携し、注目すべきアップサイクルプロジェクトが展開されることが発表されました。このプロジェクトは、2024年9月22日に行われる長崎のサッカーチームの最後のホームゲームに向けて行われ、サポーターが集めたペットボトルキャップを利用してオリジナルコースターを製作し、観客にプレゼントするという内容です。

プロジェクトの背景



隊員たちの呼びかけに応えて、サポーターたちは4万個以上のペットボトルキャップを収集しました。これらのキャップは、ただの廃棄物としてではなく、サポーターへの還元の形で新たに生まれ変わります。アップサイクル技術を駆使したこの取り組みは、地域、企業、サポーターが共に持続可能な社会を目指す象徴となり、循環型社会の必要性を広く伝えることが目的です。

アップサイクル機械の実演



このプロジェクトの核となるのは、国内でも珍しいアップサイクル機械を使ったリサイクルの過程です。ペットボトルキャップがどのようにリサイクルされ、コースターに再生されるかを参加者に実演します。多くの人々が無価値と思われていた廃棄物が価値ある製品へと変わる様子に驚かされるでしょう。この実演は地域内の環境教育やイベントにおいても注目を集めており、リサイクルに対する関心を高めています。

持続可能な社会への貢献と地域連携



菅原産業では2005年からペットボトルのキャップ収集を始め、2023年からは本格的にアップサイクルの取り組みに注力しています。これまで製作した製品の売上の一部は、地域の母子家庭支援団体に寄付しています。地域社会と企業がともに取り組むこのプロジェクトは、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて環境意識を高めるものと捉えられています。

菅原社長は「キャップ回収を行っている企業は多いが、集めたキャップがどのように社会に還元されているのかを明確に示せていない場合が多い」と話し、今後もこうした実演やプロジェクトを通じて、廃棄物が新たな価値を生むというメッセージを広めたいと語っています。

地域社会との連携強化



菅原産業は、これまで地元の諫早市でのキャップ回収に集中してきましたが、今後はその取り組みをさらに強化する方針を示しています。また、キャップ回収に協力してくれるコミュニティや団体を募集中であり、アップサイクル製品の販路拡大にも意欲的です。興味がある方は、ぜひ問い合わせをしてみてください。

菅原産業について



菅原産業は1984年に長崎県諫早市で設立され、廃棄物処理や資源物回収、リサイクル業を展開しています。アップサイクルに関する取り組みはメディアにも取り上げられており、地域の学校やイベントでの環境教育普及にも力を入れています。さらに、同社は「健康経営優良法人2024」にも認定されています。今後の取り組みにより、地域の環境意識が更に高まることが期待されます。


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会社情報

会社名
有限会社菅原産業
住所
長崎県諫早市多良見町東園617
電話番号

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