クイーンビーキャピタル、フィリピン送金の新時代を切り開く
クイーンビーキャピタル株式会社がフィリピンで金融サービスを展開するG-Xchange, Inc.(以下、GXI)と業務提携契約を結び、2024年4月1日から新たな送金サービス「GCash」を開始します。この提携により、フィリピン向けの送金が迅速かつ効率的に行えるようになります。
フィリピン送金の強化
「PayForex」は、フィリピンに対する送金サービスを提供している企業の一つであり、これまでにも多様な金融機関との提携を実現してきました。この度のGXIとの提携により、中継銀行を経由せず、直接「GCash」に接続することが可能となるため、送金件数の増加や着金までの時間が大幅に短縮されることが期待されています。これにより、利用者にとっては、より便利でスピーディーな送金体験が提供されます。
もともと「PayForex」は、BDOやBPI、TerraPayといった他の金融サービスとも連携しており、さまざまな送金ニーズに応えてきました。今回の提携によって、フィリピンでのGCashの圧倒的なシェアを活用し、海外送金サービスを広げることが可能になります。
海外送金のニーズを捉える
日本国内には、現在312万人を超える中長期在留者が存在し、その中でもフィリピン国籍者は特に多いと言われています。増加を続けるフィリピン人の労働者数は、日本経済において重要な役割を果たしており、母国への送金ニーズも高まっています。
最近のデータによると、フィリピンの労働者は月ごとに家族へ送金することが一般的であり、そのためのサービスに応える形で「PayForex」の利用件数も着実に増加しています。フィリピンだけでなく、アジア地域全体における送金需要が拡大していることが背景にあります。
このような状況を受け、クイーンビーキャピタルは安心かつ迅速な送金サービスを提供することを目指し、フィリピン向けのサービス強化を図るための戦略を実施しています。これにより、送金需要が高い地域へのサービス拡大を加速させ、新規ユーザーの獲得を狙います。
GCashの魅力
GXIが運営する「GCash」は、フィリピン国内で著しい人気を誇っています。電子決済の需要が高まる昨今、同アプリはますます多くの店舗で対応されており、その利便性から利用者数も年々増加傾向にあります。セキュリティやサービスの多様性についても評価が高く、フィリピン国民の約8割が利用しているとのデータもあります。
この提携により、クイーンビーキャピタルはフィリピンの金融サービス市場において一層のプレゼンスを高め、「PayForex」を通じて利用者に最適な送金体験を提供することを目指します。
今後の展望
クイーンビーキャピタルは、今後もアジア地域を中心に海外送金サービスの充実に取り組んでいく方針です。特に、貧困問題への貢献を念頭におき、外国人労働者や留学生、その他の送金ニーズに応えるために、一層の発展を図ることを計画しています。日本に在住するフィリピン人をはじめ、アジア各国の方々にも安心してご利用いただけるよう、安全性も重視したサービスを展開していくことで、多くのユーザーの満足度を高めていくつもりです。
クイーンビーキャピタルの新しい試みが、フィリピンへの送金サービスに新たな可能性をもたらすことを期待しつつ、今後の展開に注目が集まっています。また、詳細は公式ウェブサイトやプレスリリースを通じて発信していく予定です。