アイリス所属AIエンジニアが世界を舞台に活躍!
AI医療機器開発のパイオニア、アイリス株式会社に所属するAIエンジニアのQuan Huu Cap氏が、医用画像処理分野において最も権威のある国際会議の一つであるMICCAI 2024のコンペティションで世界1位を獲得しました。
MICCAI(International Conference on Medical Image Computing and Computer-Assisted Intervention)は、医療とAI、画像処理、機械学習、ロボティクス、ソフトウェア工学などを融合させた技術革新を牽引する国際会議として知られています。毎年開催されるMICCAI Challengeでは、医用画像認識技術の発展に貢献するため、様々なタスクチャレンジが開かれ、世界中の研究者たちがその技術力を競い合っています。
今回、アイリスのAIチームは、腎臓病理画像のセグメンテーションという課題に挑戦しました。セグメンテーションとは、画像を複数の部分に分割し、それぞれの領域を特定する技術です。アイリスは、AIを用いた解析モデルを開発し、その精度を競うコンペティションで世界1位に輝きました。この成果は、将来的に慢性腎臓病(CKD)の早期診断や治療計画の精度向上に貢献することが期待されています。
世界トップレベルの技術力と未来への展望
Quan氏は、「このコンペティションでは、わずか1回の提出しか許されず、慎重にアルゴリズムを開発する必要がありました。両方のトラックで1位を獲得できたことを大変嬉しく思います。開発したモデルが、特にCKDの早期診断において、医療分野に大きな影響を与えられれば幸いです。」とコメントしています。
アイリスは、AIチームメンバーがこうした国際的な場で積極的にチャレンジできる環境を提供することで、優秀なAIエンジニアの育成と事業成長を促進しています。今後も、最先端の技術を駆使し、医療分野の課題解決に貢献していくことを目指しています。
医療の未来を創造するアイリス
アイリスは、「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる」というミッションを掲げ、2017年に創業しました。医師、医療従事者、行政出身者、AI医療領域に特化したデータサイエンティストなど、多様な専門家が集結し、深層学習技術を活用したAI医療機器の開発に取り組んでいます。
アイリスは、医師の高度な診療技術をデジタル化することで、医療の質向上と効率化を目指しています。AI技術を用いることで、医療現場における負担を軽減し、より多くの患者に質の高い医療を提供することを目指しています。
世界をリードするAI医療の未来へ
アイリスは、世界トップレベルのAI技術を駆使し、医療分野の課題解決に貢献することで、より良い未来の医療を創造していきます。