ウイスキーコニサー向けの限定ボトルがついに一般販売開始
ウイスキーコニサー資格を持つ方々に特化した会員組織「ウイスキーコニサークラブ(WCC)」が、2本の新たなウイスキーボトルを5月1日12時から一般発売を開始します。これらのボトル、すなわち『日の丸 2022 3年』と『長濱 2019 5年』は、ウイスキー文化研究所が厳選した特別な一品です。
プレミアムなシングルモルト
『日の丸 2022 3年』は、常陸野ネストで知られる木内酒造八郷蒸溜所が製造したウイスキーで、その特徴はカスクストレングスでのボトリングにあります。バーボン樽で熟成され、その後シェリー樽でさらに風味を深められたこのウイスキーは、まだ3年の熟成にもかかわらず、蒸留所の高いポテンシャルを感じさせる仕上がりとなっています。この一杯は、ウイスキー愛好者にとって見逃せないものです。
一方で『長濱 2019 5年』は、滋賀県の長濱蒸溜所で製造されています。こちらもシェリー樽での熟成が施され、甘やかな味わいが特徴です。特殊なシャングリラシリーズとしてラベルデザインが施されており、他のボトルとは一線を画します。
シャングリラシリーズの魅力
シャングリラシリーズは、土屋守が50年前に西チベットのラダック地方を訪れた際に撮影した写真を使用しています。『日の丸』のラベルにはインダス河の谷にあるスピトック寺院の写真が使用されており、特別な意味を持ちます。『長濱』のラベルにはラダックの祭りでの仮面舞踏の様子が描かれ、視覚的にも楽しませてくれます。
購入情報
- アルコール度数:58% (カスクストレングス)
- 容量:700ml
- 価格:16,500円 (税込・送料別)
- アルコール度数:54.8% (カスクストレングス)
- 容量:500ml
- 価格:20,900円 (税込・送料別)
どちらのボトルも数量限定での販売となっており、特にウイスキー愛好家にはたまらない一品になることでしょう。
ウイスキーコニサー資格について
「ウイスキーコニサー」とはウイスキー文化研究所が提供する、ウイスキーに関する知識と鑑定能力を問う資格認定制度です。3段階に分かれており、最初の「ウイスキーエキスパート」から「ウイスキープロフェッショナル」、そして「マスター・オブ・ウイスキー」へと進むことができます。これにより、より深くウイスキーの世界に触れる機会が増えます。
新しい会員制度「ウイスキーコニサークラブ(WCC)」
2004年に開始されたウイスキーコニサー資格認定制度が20周年を迎え、2023年7月には新たに「ウイスキーコニサークラブ(WCC)」が設立されました。会員には専用の会報誌やイベント招待券、会員限定のウイスキーなど、多彩な特典が用意されています。
ウイスキー文化研究所の取り組み
ウイスキー文化研究所は、ウイスキーに関する深い学びを提供し、愛好家の育成を目指しています。専門的な知識を持つ人材を地域や国内全体に育成し、ウイスキーの新たな楽しみ方を広めるための活動をしています。国内唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』や東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)などを通じて、ウイスキー文化の普及にも力を入れています。
最後に
ウイスキーは単なる飲み物ではなく、文化や人とのつながりを感じるものです。『日の丸 2022 3年』と『長濱 2019 5年』を手に取ることで、さらにその深い世界観に触れることができることでしょう。ぜひ、この機会を逃さずお楽しみください。