岩手での新たな取り組み、デジタル地図制作体験
ジオテクノロジーズ株式会社は、2025年7月26日(土)に岩手県盛岡市で「デジタル地図をつくるおしごと」と題した職業体験プログラムを開催する。このイベントは、地域の子どもたちがリアルな仕事を体感できる貴重な機会であり、地域活性化にも寄与することを目指している。
職業体験の目的と背景
本プログラムは、岩手県内の小学生を対象に、地元の産業や技術に触れることを通じて、地域への愛情や職業意識を育むことを目的とした「ジョブキッズいわて2025」に協賛して行われるものである。岩手県は近年、人口減少の波に苦しんでおり、その対策として若年層の地域定着を図る取り組みが重要視されている。子どもたちがふるさとの産業について理解し、将来的に地元で働く意義を感じることが期待される。
デジタル地図制作体験の詳細
この職業体験では、ジオテクノロジーズが30年以上にわたり手掛けてきたデジタル地図の制作過程を実際に学び、体験することができる。参加者は、デジタル地図に関する知識や技術を身につけ、今まで知らなかった地元の可能性や産業の重要性に触れることができる。
- - 開催日時: 2025年7月26日(土)
- - 場所: ジオテクノロジーズ株式会社東北開発センター(盛岡市盛岡駅西通2-9-1マリオス9F)
- - プログラム内容: デジタル地図制作の工程紹介と実体験
- - 参加費用: 無料(別途、ジョブキッズいわての会費が必要)
募集内容と申し込み方法
プログラムは、第一回と第二回に分かれており、それぞれ10名の定員が設けられている。保護者の付き添いが必要であるため、親子で参加できる形となっている。募集期間は2025年7月5日(土)から7月11日(土)までで、申し込みは「ジョブキッズいわて」のWEBサイトから行うことができる。参加者には、地図制作について学ぶだけでなく、実際の制作体験を通じて自分の意見や思いを形にする楽しみが待っている。
岩手の未来を育む
ジオテクノロジーズの代表取締役社長 八剱洋一郎氏は、「子どもたちが地元で作られたデジタル地図の重要性を理解することで、地域に誇りを持ち、未来の選択肢を広げるきっかけにしてほしい」と期待を寄せている。地域の産業であるデジタル地図を通じて、子どもたちがビジョンを描きながら未来を切り拓くことができるようなサポートを行っていく。
まとめ
地域活性化と子どもたちの教育を一石二鳥で実現する本職業体験は、岩手県が未来に向けてどのように進化できるかを示す一つのモデルとなる。小学生たちがこの機会を通じて、地元に根ざした未来を見据え、自信を持って成長していくことを願っている。興味のある方は、ぜひ参加を検討してほしい。詳細については、ジョブキッズいわてのWEBサイトをチェックしてほしい。