COYORI - 地域を織りなすサステナブルな飲食店
2023年9月、東京都渋谷区広尾に新たにオープンした飲食店「COYORI」が注目を集めています。このカフェ・バー・ショップのコンセプトは、地域の素材を活用しながら、持続可能な社会の実現を目指すことです。多様な地域から取り寄せた食材を用いたメニューから、日本の魅力を存分に感じることができます。
「COYORI」とは何か?
「COYORI」という名称には、地域の魅力を「こより」のように結ぶという願いが込められています。店内では、さまざまな地域から集められた食材を用いて、見た目にも美しい料理が提供されます。看板メニューの1つである、NO NAME DISTILLERYのサステナブルジン「YORI」は、国産の規格外食材を活用して作られた特別なお酒で、世界的な品評会「IWSC 2024」でも高く評価されています。
サステナブルジン「YORI」
「YORI」は、地域のおいしさに新しい息吹を吹き込むことを目指す日本製のクラフトジンです。フードロスの観点から見たとき、価値があるのに廃棄されてしまう果物や野菜をボタニカルとして使用し、これまでにないサステナブルな形でアップサイクルしています。製造は静岡県沼津市の沼津蒸留所と提携し、地域の風味を凝縮しています。
NO NAME DISTILLERYのビジョン
「NO NAME DISTILLERY」とは、多くの地域との連携を通じて、サステナブルジンを生み出すプロジェクトチームです。彼らの目的は、地域の生産者と消費者をつなぐこと。蒸留所を持たない彼らは、地域と共に魅力的な製品を作り上げる仕組みを作っています。この取り組みは、捨てられる運命にあった素晴らしい素材に新たな価値を与えることを目的としています。
株式会社Connec.tと地域創生
「NO NAME DISTILLERY」は株式会社Connec.tの運営で、同社は「地域経営でふるさとを作る、増やす」をテーマに地方創生支援に尽力しています。地域の持続可能性を高めるために、地域に根ざしたさまざまな取り組みを行い、地域経済の再生を図っています。
便利なアクセス
東京都渋谷区広尾5丁目14−4 広尾SKビル2Fに位置するCOYORIは、東京メトロ日比谷線の広尾駅から徒歩1分と非常にアクセスしやすい立地にあります。オープン日は2023年9月2日となっており、プレオープンやメディア向けの内覧会を経て、待望のグランドオープンを迎えました。最新情報は公式Instagramで更新されます。
まとめ
地域の魅力を最大限に引き出し、サステナブルな未来を目指す「COYORI」。日本各地の食材やそのリサイクルを活かした飲食体験は、訪れる人々に新しい価値を提供します。ぜひ訪れて、自分自身の目で確かめてみてください。