エンドポイント保護の新たな選択肢、GSXエンドポイント保護サービス
グローバルセキュリティエキスパート株式会社(GSX)は、最新のEDR(エンドポイント検知・対応)マネージドサービス「GSXエンドポイント保護サービス」を発表し、これを利用してサイバーセキュリティが脅かされる中堅・中小企業の防護を強化します。今回のサービスは、CrowdStrikeが提供するFalconプラットフォームを基盤にしており、GSXの専門知識と経験が合わさった新たなソリューションです。
背景
近年、サイバー攻撃の被害は増加の一途をたどっており、特にランサムウェアの脅威は中堅・中小企業に深刻な影響を及ぼしています。警察庁の調査によると、令和5年にはランサムウェア被害企業の52%が中堅・中小企業であり、その被害の実態はまだまだ解明されていない部分も多いとされています。GSXも年間300件以上のセキュリティ被害相談を受けており、多くの事例でエンドポイント関連の復旧作業を支援してきました。
GSXエンドポイント保護サービスの特徴
GSXが新たに提供する「GSXエンドポイント保護サービス」は、大企業と同様のEDR機能をお求めやすい価格で中堅・中小企業に提供することを目指しています。これまでは導入に際し、最低500台といった条件がありましたが、この新サービスでは最小50台からの導入が可能になり、より多くの企業に利用しやすくなりました。これにより、セキュリティ対策の導入が難しかった企業も、費用面での負担軽減が実現されるでしょう。
提供されるサービスは、単なるエンドポイント保護にとどまらず、運用支援も含まれています。CrowdStrikeのAIを搭載したFalconプラットフォームを活用し、危険度の高いアラートが発生した場合には、即時にエンドポイントを隔離して感染の拡大を防止する機能も備えています。さらに、オプションサービスとして、翌営業日中に解析結果をレポート形式で提供することも可能です。
課題解決に向けて
中堅・中小企業においては、EDRの導入に高コストや運用体制の整備がネックとなり、その解決が求められています。この新サービスは、これらの課題に対する明確な解決策を提供します。多くの企業が稼働する中で、セキュリティ体制を強化し、脅威に対抗することが急務となっているのです。
エンドースメント
GSXの代表である青柳史郎社長は、「CrowdStrikeのEDRを採用した新サービスが、進化するサイバー脅威からお客様のインフラをしっかりと保護することをお約束します」と述べています。また、CrowdStrikeの日本地域チャネル担当のJon Foxバイスプレジデントも、この新サービスに対して強い期待を寄せており、中堅・中小企業が自信を持ってサイバー防御を実施できるようになることを強調しています。
まとめ
GSXの新しいエンドポイント保護サービスは、サイバー攻撃に悩む中堅・中小企業にとって、コスト面でも安心な選択肢となるでしょう。CrowdStrikeとの連携により、高度なセキュリティを手に入れる絶好の機会を提供します。サイバーセキュリティの強化は、企業の未来を守るために不可欠な要素です。GSXが提供する新サービスは、その一助となることでしょう。