エスクリキッチンカップ2024開催
7月17日、東京都中央区に拠点を持つ株式会社エスクリが主催した「エスクリキッチンカップ2024」がラグナヴェールアトリエにて行われました。このイベントは、エスクリの社内調理部門のスタッフを対象にした料理コンペで、参加者たちは技術向上とクリエイティブな料理の発表の機会を得ました。
コンペティションの意義
この「エスクリキッチンカップ」は、スタッフが自身のスキルを磨くだけでなく、結婚式に欠かせない婚礼料理のクオリティを向上させることを目的にしています。今年で3回目の開催となる同大会には、20代前半の若手から40年以上のベテランまで幅広い世代の12名が参加し、予選を勝ち抜いた精鋭たちが一堂に会しました。
審査員と評価基準
審査には、一流ホテルの総料理長や業界紙の編集長など各分野で活躍する著名な方々が招かれ、公平かつ厳正な評価が行われました。審査のポイントは、新しい料理のアイディアとプレゼンテーション、創造性や技術への取り組み、そして「婚礼料理」としてのシェフの想いを評価するものでした。
受賞者の料理とそのこだわり
コンペティションを通じて、各部門の受賞者が選ばれました。前菜部門では、アルマリアン FUKUOKAの元松大地氏が「稚鮎のフリット西瓜のアンティボワーズ鮎リエットのサンドを添えて」を披露しました。主食材を引き立てる工夫が話題となりました。
メイン部門の優勝者はセントレジェンダ OKINAWAの市東義章氏で、「和牛サーロインチーズのクロケット添えマスカルポーネとハーブのソース」が評価されました。見た目の美しさが料理の特徴です。
デザート部門では、ラヴィマーナ神戸の鈴木友莉奈氏が「Fruit du bonheur ~幸福の果実~」を制作し、桃を使ったデザートながら扱いやすさにもこだわった点が評価されました。
エスクリの理念と今後の展望
エスクリは「STAFF CREATE」という社名に表れているように、人の力が最大の資源と考え、スタッフの成長が企業の発展に直結すると信じています。結婚式における料理の重要性を認識し、自社での採用や教育に力を入れることで、さらなるサービス向上を目指しています。今回のコンペティションを通じて、エスクリスタッフの技術向上と食の創造力の進化を図り、お客様により良い体験を提供できるよう努めています。
会社概要
- - 社名: 株式会社エスクリ
- - 設立: 2003年6月
- - 資本金: 5,000万円
- - 所在地: 東京都中央区日本橋小網町6-1 山万ビル
- - 代表者: 渋谷守浩
- - URL: エスクリ公式ウェブサイト
このエスクリキッチンカップ2024は、スタッフの技術と創造力を高めるだけでなく、結婚式の彩りを追加する重要なステップとなったことでしょう。今後の展開に大いに期待が寄せられます。