NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』放送決定
2026年に放送が予定されているNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』にあわせて、奈良県の伝統和菓子店、本家菊屋が自社の名物『御城之口餅』の新パッケージを発表しました。新デザインは地域のシンボルである郡山城をイメージし、地元の文化を反映した特別な商品として生まれ変わります。
新パッケージの特徴
新パッケージは、郡山城の天守閣を象徴としてデザインし、城下町の景観を金雲風に描き出しています。城から城下町へと続く堀の横には、復元された極楽橋が描かれ、本家菊屋本店もその門前に配置されています。味はそのままに、見た目にも楽しんでもらえるよう工夫が凝らされています。また、優しい色合いのうぐいす色と桜をイメージした淡いピンク色が施され、春の訪れを感じさせます。
『御城之口餅』とは?
『御城之口餅』は、豊臣秀吉から命じられて400年にわたり愛されてきた和菓子です。初代菊屋治兵衛が、秀吉の弟である豊臣秀長から求められる形で作り出したこの餅は、粒餡を薄い餅で包み、きな粉をまぶした絶品です。秀吉が大変気に入ったため、天正年間に「鶯餅」と名付けられ、一説には全国的にこの名物の基礎を作ったとも言われています。
地元・大和郡山の味を大切に
本家菊屋では、国産最高級の丹波大納言小豆を使用し、蒸気で一気に炊き上げる手法を採用。餡は短時間で仕上げられ、豊かな風味が特徴です。さらに、近江産の餅米から手作りされる餅と、国産青大豆から作られるきな粉が、全体の味を引き立てています。これにより、すべての素材の美味しさが一つにまとまり、絶妙なハーモニーを生み出しています。
商品情報
新パッケージの『御城之口餅』は、2025年3月19日から日本橋三越本店で開催される第79回全国銘菓展で初めて販売が開始されます。期間限定での発売となるので、お見逃しなく!
特に、奈良県外での販売は今回が初めてで、地元の方々にも広く知っていただく機会となります。
商品詳細
- - 商品名:御城之口餅6個入(新パッケージ)
- - 価格:1本税込800円
- - 販売店舗:
- 日本橋三越本店(2025年3月19日〜3月24日)
- 奈良県内各店舗(本家菊屋本店など)
- - 販売開始日:2025年3月19日~2026年末(予定)
株式会社本家菊屋について
創業400年以上の歴史を持つ本家菊屋は、奈良で最も古い和菓子店として評価されています。豊臣秀吉の弟・秀長の入城を契機に始まり、代々受け継がれてきた技術と味を持って、地域の食文化を支え続けています。今後も、地元の方々に愛され続ける和菓子を製造し、伝統を守り続ける姿勢を貫いていくことでしょう。詳細は公式HPをご覧ください。