無料コピーサービス「タダコピ」が、8年ぶりに大幅なリニューアルを果たしました。このサービスは2006年にスタートし、現在では146大学184キャンパスで約45万人の学生に利用されています。その特長は、コピー用紙の裏面に広告を掲載することで成り立っており、その効果で学生たちは、コピー料金を支払うことなく、さまざまなコピーサービスを利用することができます。
新たに発表された「タダコピSP」では、コピーだけでなく、スキャンやプリントも無料で提供されるようになりました。これにより、従来のサービスではできなかったフルカラーコピーやUSBへのデータ保存など、多機能な利用が可能となります。
新機能について
「タダコピSP」の最大の魅力は、その使い勝手の良さです。学生たちは、まずタダコピSPアプリをダウンロードし、LINEで簡単にログインします。その後、アプリから複合機の電源を入れ、望む機能(コピー、スキャン、プリント)を選択すれば作業が完了します。前回のバージョンよりも圧倒的に使いやすくなっているため、全ての過程がスムーズに行えることでしょう。
開発の背景
このリニューアルに至った背景には、日々の学生生活において多岐にわたる使われ方をされている「タダコピ」の必要性がありました。特に最近では、スマートフォンやタブレットの普及により、授業中の板書を撮影したり、デジタルデータをすぐに利用するニーズが高まっています。学生たちや大学からの要望も多かったため、再び“学生に支持されるサービス”を創るために、システムを見直す作業が始まりました。
このような経緯から、スポンサー企業や各所の協力を得て、8年ぶりの大きなリニューアルへとつながり、未来のサービス展開に向けて新たなスタートを切ることができました。
今後の展開
「タダコピSP」は、2019年7月から慶應義塾大学、中央大学などの主要大学8校に導入され、その後順次全国に展開される予定です。10月時点で、50箇所近くの大学でのサービス提供を目指しているとのこと。同時に、学内でのキャンペーンを通じて、学生たちにこの新しいサービスを広く知ってもらう予定です。
「タダコピSP」は、今後も学生生活のサポートを続けるため、機能性や使いやすさを常に追求していく姿勢を忘れずに運営されていくでしょう。興味のある学生の皆さんは、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
タダコピSPサービスサイト